紙のコラム

西洋紙

昔、ほんのちょっと昔、昭和の時代。子供がなにか書くものといったら、新聞ちらしの裏だった。家族ではない誰かに見せるものでわら半紙、学校に持って行くもので画用紙、そして、自分のためにも誰かのためにも特別なものを描くのは、白くてぴんと張った西洋紙だった。地域にある雑貨屋さんで10枚で10円ほど。子供のお小遣い1日分に相当するので、なかなか買えなかったし、使えなかった。

その西洋紙が、今でいうところの「コピー用紙」だ、厳密には微妙に違うけれど。コピーと名付けられているのだから、もともとは学校や会社などでコピーに使われていた。

しかし、一〆の単価が安く、ホームセンターなどでも購入できるので、子供の落書き用に用いられる機会が増えた。

今と言う現代は、コピーすると言えば、コンビニのコピー機で主にその名の通りコピー用紙として使われている。が、ネット時代。その多くが、プリントアウト用紙として使われることが多くなった。

この用紙は大きく3種類ある。(わら半紙よりはひどくないが)再生紙として作られたよく見ると純白ではないもの。純白紙、いわゆる一般的なコピー用紙。そして、100均などになるやたら白さがめだつ上純白紙、上質紙だ。

各々の使い方としては、再生紙は価格帯が一番安いこともあって、誰に見せるでもない、資料のプリントアウト用に使われる。もともと完璧な白色ではないから、印刷で出る色も微妙に違う。それでも、文章の確認や写真資料の確認では十分な役割を果たす。

 

次に、コピー用紙は、会社内や社外資料、あるいは、依頼文書等のお手紙といったものに使う。理由白いからだ。こちらの思いは、真っ白で有り、敵意など微塵もありませんよという根底にある親和の気持ちを紙が現わしてくれる。

いや、そんな気持ちはなくっても、このコピー用紙で印刷するのが、常識。

 

では、上質紙は…それこそ、心を込めた手紙を書くときに使う。もともと、会社や学校で買う500枚で一〆よりも単価でいうと高い。100枚100円、1枚1円(消費税が入って、1,1円)。紙はどこまでいっても紙でしかないが、手書きで便せんということをしないかわりに、紙の白さで正式さを出す~もちろん、パソコンプリンターの設定を変えれば、便せんにも手紙文は打ち出すことが出来るのだが。

なぜ白か。100均で売っている白い封筒と同じ色であって、そこでレターセットになるからだ。

ホームセンターには、黄色やピンク、ブルーの色上質紙も売っているし、それに準じた便せんも売っているので、おしゃれ感を出したい遊び心も出したい方はそちらでもいい。しかし、一〆は500枚で、家庭で手紙用として使いきるには年数がかかる。

 

使い分けることで、相手の印象をかえることができる。

コピー用紙と言って、あなどることなかれ。楽しんで用紙を選ぶと新しい紙の世界が広がる。

MS上質紙はこちら
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat52

色上質紙はこちら
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat76