ボールペンは大事な書類の記入からちょっとしたメモまで、何かものを書くときに欠かせない身近な文房具のひとつです。昔から私たちの身近にある、インクによって文字が書けるシンプルな筆記用具ですが、実は、年々とすごい進化を遂げていることを知っていますか?
今回は、技術の発展により滑らかな書き心地を実現させた「低粘度油性ボールペン」をご紹介します。
低粘度油性ボールペンとは?水性の滑らかさと油性の速乾性のいいとこどり!
ボールペンのインクには「油性」と「水性」があり、さらにそこから油性は「高粘度」と「低粘度」に分かれます。従来の高粘度油性ボールペンは、乾きが早くにじみにくい一方で、水性に比べてねっとりとしていて書き心地が重いといわれていました。
そんな油性ペンの短所を補うべく誕生したのが低粘度油性ボールペン。油性の速乾性と耐水性を兼ね備えながらも、サラサラと滑らかで、浮いているかのようにな書き心地を実現させたのです。
おすすめの低粘度油性ボールペンをご紹介
各メーカーからは、さまざまな低粘度油性ボールペンが発売されています。そのなかでも、おすすめの低粘度油性ボールペンをピックアップしました。
三菱 JETSTREAM シングル(Lite touch ink搭載)

2006年に発売された三菱のジェットストリームは、低粘度油性ボールペンの先駆けといわれています。「クセになる、なめらかな書き味。」というキャッチフレーズのとおり、筆記抵抗が少なくスムーズに濃い線が書けて、速乾性も優秀。シリーズの世界販売本数は年間1億本以上を記録しています。
なかでも2024年に発売された「JETSTREAM Lite touch ink(ジェットストリーム ライトタッチインク)」は、さらに筆記抵抗を減らし、より軽やかな書き味を実現。インク溜まりや紙質によって滑りやすくなる問題も改良し、心地よく書き進められます。
ぺんてる ビクーニャ フィール

ビクーニャは、1946年創業の老舗文具メーカー・ぺんてるの低粘度油性ボールペン。書いた瞬間の書き心地を軽やかにする潤滑剤や、筆跡を鮮やかに仕上げる着色剤を配合することで、快適な筆記が可能です。ビクーニャ フィールには丈夫なクリップも搭載されていて、厚みのある書類やポケットでもしっかり挟んで持ち歩きできます。
ゼブラ blenU

ブラのblenU(ブレンユー)は、軽い力で濃く書ける低粘度油性インク「S油性インク」を独自開発。従来品より15%の筆記抵抗低下に成功し、筆圧をかけずに書くことができます。
さらに、筆記のぶれを防ぐ「ブレインシステム」を搭載。紙とペン先の接触やペン内部の振動により気付かないうちに起こるブレを抑え、ストレスフリーな筆記を実現させました。
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書き心地の良さを追求し、浮くように滑らかな筆記性を実現させた低粘度油性ボールペン。なにげなく手に取っているボールペンが、こんな進化を遂げいたことをご存知だったでしょうか?まだ試したことがない人は、ぜひこのサラサラと快適な書き味を体験してみてくださいね。
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