松本洋紙店通信 ~第12号~
※個人的なつぶやきをまとめたものです
最近聞いた良い言葉
お金持っていても、仕事が充実していても、楽しんでいるかどうか
お金がいくらあっても楽しんでいなければ
お金が無くても楽しんでいる人の方が 人生を楽しんでいる
「まさかこんな偶然が!」忘れられない夏の日の一コマ
夏休みの出来事より
かねてより訪れてみたかった千葉県山武市のイタリアンレストランにいきました。
ちょっとお高いコース料理でしたが、片道2時間くらいの日帰り旅ということで。
田園風景の中にポツンとあるその店は、まるで秘密基地のよう。一歩足を踏み入れると、都会の喧騒を忘れさせてくれるような静けさと、空気感がいきわたり田舎からキリッとした空間へ。でも、千葉の真ん中なのでほどよく出張るような空間。窓からは、緑豊かな畑が広がり、深呼吸したくなるようなお清々しい空気を感じられました。
さて、肝心の料理ですが、期待を裏切らない絶品揃いでした。特に、地元で採れたという牡蠣は格別。濃厚な旨みが口の中に広がり、今まで味わったことのないような深い味わいに感動です。新鮮な野菜やハーブなども全て地産地消ならぬ千葉県の千産千消。自家製園野菜も使っているそうです。
さらに驚いたことに、メニュー表が両面マット紙で作られていました。仕事柄、紙にこだわりがある私は、プライベートでもシールや紙があるとどうしても反応してしまいます。手に取ってじっくりと観察。インクジェット専用紙の、質感と、0.225mmとい方厚みは、どこか懐かしいような、いつも会っているような………。
ふと思い立ち、スマホで過去の注文履歴を調べてみたところ、なんとそのレストランの方から注文が入っていたのを発見。まさか知らずに自分が客として訪れる日が来るとは、本当に驚きでした。ホールの方に実は松本と言いまして 紙を売ってる者なのですが〜、カクカクシカジカ……子どもたちも「あ、マツモトヨウシテンっていうところで紙注文してますよ!」と当の本人。様々なレストランで紙を提供しているという話を聞き、いつかお店を巡るグルメ旅をしてみたいと思っていました。それがこんな形で叶うとは、何という幸運。
デザート前に「松本洋紙店さんいつもありがとうございます」というケーキプレートのようなものまで出てきて泣きそうになった。お店の方とも色々なお話をさせていただき、貴重な時間を過ごすことができた。
この日の体験は、私にとって忘れられない夏の思い出となりました。