ビジネスユースでない場合、「年賀状印刷くらい」「ときどき写真を印刷するぐらい」など、年に数回しかプリンターを使わないという人も多いのではないでしょうか? あまりに使わなさすぎると、故障するリスクもあります。
この記事では、ふだんはあまり使わない人が、プリンターを選ぶときに注意したいポイント、そして紙に印刷するメリットをご紹介します。
使う機会が少ない人がチェックするのはどこ?
まず、長期間使用しないとリスクとして、「インク詰まりが起こりやすくなる」ことが挙げられます。この対策がプリンターを選ぶポイントになるでしょう。
また、高機能な製品はコスパが悪くなり、さらに、収納場所を広く取る製品は置き場所に困ります。この3つの要望を満たす製品が、プリンターをあまり使わない人に向いていると言えそうです。
インク詰まりを起こしにくい製品とは?
インクジェットプリンターは、プリントヘッドから極小のインクの粒を紙に噴射して印刷する仕組みです。あまり使わないと、インクから水分が蒸発して粘度が上がり、インクが詰まりやすくなります。
プリントヘッドがインクカートリッジと一体化した一体型なら、インクを交換すればインク詰まりも解消できます。ほかにも、印刷方式が異なるレーザープリンターを選ぶのも1つの手です。
プリントヘッドとインクカートリッジが分離した、独立型はどうなのでしょうか?
実はこのタイプであっても、必ずインクが詰まるわけではありません。軽いインク詰まりなら、ヘッドクリーニングでも解消できるので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
なおインク詰まりは、1~2週に一度、最低でも月に一度、印刷をすれば予防できます。電源を入れたときにクリーニングが行われる、「自動ヘッドクリーニング機能」を搭載した製品もおすすめです。
コスパがいいのはどんなモデル?
プリンターをあまり使わない人に、高機能な製品は必要ありません。本体価格は機能が少ないほど安いので、シンプルなモデルを選びましょう。
印刷するだけでよければ、単機能プリンターを選べば本体価格が抑えられます。とはいえ、「あまり使わないけれど、コピーやスキャンができないと困る」というケースもあるので、自身のニーズに合った製品を選んでください。
コンパクトであればあるほどいい
プリンターをあまり使わない人にとっては、本体が大きいと邪魔になりますよね。できるだけコンパクトで、収納場所を取らない製品を選びましょう。
縦置きができる製品は、引き出しや棚などに収納しやすく、便利です。
あまり使わない人におすすめのプリンターは?
上記3つの選び方を軸に、あまりプリンターを使わない人向けのおすすめモデルを選びました。
シンプルな機能の複合機 キヤノン TS3730
出典:キヤノン公式ホームページ今回、ご紹介する製品の中では唯一の複合機で「たまにしか使わないけれど、スキャンやコピーも必要」という方に適しています。カートリッジはプリントヘッド一体型で、ヘッドが目詰まりしても、インクカートリッジを交換すると解消できます。
TS3730の特徴
●「4色ハイブリッドインク」で文字も写真もくっきり印刷
本製品は、顔料ブラックインクと染料カラーインクを組み合わせた「4色ハイブリッドインク」を採用しています。書類の文字はにじまずくっきりと、年賀状やスナップ写真は色鮮やかにプリントできます。
●スマホから簡単に操作できる「Canon PRINT」
パソコンを使わなくても、無料の専用アプリ「Canon PRINT」を使って、スマホから簡単に写真や文書をプリントできます。デジタル機器の操作に不慣れな人や、たまにしかプリンターを使わない人でも問題なく使えます。
●場所を選ばないコンパクトボディ
本製品のサイズは435×327×145mmと、限られたスペースにもすっきりと収まります。ボディカラーはブラックとホワイトの2色が用意され、リビングでも書斎でも部屋の雰囲気に合わせて選べます。
書類だけが印刷できればいい人におすすめ キヤノン LBP122
出典:キヤノン公式ホームページLBP122は、モノクロのレーザープリンターです。低価格でコスパが良く、プリンターをおもに文書の印刷だけに使う人向け。レーザープリンターなので、インク詰まりの心配はありません。印刷スピードが速く、自動両面印刷もできる快適に使えます。
LBP122の特徴
●コンパクトなサイズ
LBP122のサイズは356×283×213mmと、省スペースで設置できます。たまにしかプリンターを使わない人は、棚に置いてもいいサイズです。
●ストレスを感じさせない印刷スピード
印刷スピードは、片面毎分29ページ、両面毎分18.5ページです。印刷の待ち時間が少なく、ストレスなく使用できます。ファーストプリントも5.4秒の速さで、印刷が終わらずイライラするといったことがありません。
●ランニングコストが低く、手間も少ない
LBP122のランニングコストは、大容量トナーを使った場合、1枚あたり約4.5円です。コスト面で難がある一体型カートリッジの製品よりも、コスト面で優秀です。
また、標準トナーでA4用紙を約1200ページ、大容量トナーで約2500ページの印刷ができ、消耗品の交換頻度が少なくて済みます。
写真やハガキの印刷に便利なエプソン PF-71
出典:PF-71活用ガイドPF-71は、ハガキや写真の印刷に特化したプリンターです。A5サイズまでの対応なので、A4サイズの一般的な文書印刷には適していません。一般的なA4対応プリンターよりもコンパクトなサイズで、縦置きも可能。収納場所に困りません。
PF-71の特徴
●コンパクト設計で縦置き収納も可能
PF-71のサイズは249×176×85mm。A5プリンターならではの非常にコンパクトなサイズです。縦置きも可能な設計で、本棚の隙間にも収納できます。無線LAN対応で、配線の必要もありません。
●写真を鮮やかに印刷できる4色染料インク
写真印刷に強い、染料インクを採用。思い出の写真を高画質で印刷できます。L判写真やハガキの印刷はもちろん、専用のロールタイプのシール紙にも対応。シール作成も可能です。
●SDカードやスマホアプリで簡単印刷
デジカメで撮った写真は、SDカードを直接本体に差し込んでデータを読み取り、印刷ができます。PCを使わなくても、本体のカラー液晶パネルで操作可能です。スマホから印刷したい場合は、無料の専用アプリ「Epson iPrint」を利用できます。
机の引き出しにも入るモバイルプリンター エプソン PX-S06
出典:エプソン公式ホームページモバイルプリンターは、持ち運んで使用することを想定した製品。非常にコンパクトなため、省スペースのプリンターとしても活用できます。PX-S06はバッテリー内蔵で、無線LAN、Wi-Fi Direct®にも対応。とくに設置場所を広く取る必要がなく、どんな場所でも使えます。
PX-S06の特徴
●机の引き出しにも入るコンパクトボディ
持ち運びを想定した本製品は、309×159×61mmの非常にコンパクトなサイズ。引き出しや棚に立てて収納できるので、使う時だけサッと取り出す使い方が可能です。
●バッテリー内蔵でどこでも印刷
モバイルプリンターだけにバッテリーを内蔵していて、電源コードを繋がなくても使えます。コンセントの位置を気にせず、好きな場所でプリントできるのがメリット。ACアダプターやUSBによる給電にも対応しているので、ひさしぶりに使うときにバッテリーが切れていても充電せずに使用できます。
●1.44インチのカラー液晶パネルを搭載
本体に液晶パネルが搭載され、インク残量やWi-Fiの接続状況が一目でわかります。印刷濃度の調節やWi-Fiの設定も本体のみで可能です。
使用頻度が低い人におすすめのプリンター4機種のスペック比較表
| 項目 | TS3730 | LBP122 | PF-71 | PX-S06 |
| メーカー | キヤノン | キヤノン | エプソン | エプソン |
| 発売年 | 2024年 | 2023年 | 2016年 | 2019年 |
| 実売価格(税込) | 7973円 | 1万2800円 | 1万7480円 | 2万2418円 |
| サイズ(W×D×H mm) | 435×327×145 | 356×283×213 | 249×176×85 | 309×159×61 |
| 質量(kg) | 4.0 | 6.0 | 1.8 | 1.7 |
| カラー印刷速度(ipm) | 4.0 | – | – | 4.0 |
| モノクロ印刷速度 (ipm) | 7.7 | 29.0 | – | 7.0 |
| カラーインクコスト(A4) | 約18.5円 | – | – | 約14.9円 |
| モノクロインクコスト(A4) | 約8.4円 | 約4.5円 | – | 約7.9円 |
| 印刷解像度 (dpi) | 4800×1200 | 2400相当 | 5760×1440 | 5760×1440 |
| Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 自動両面印刷 | × | 〇 | × | × |
| 最大用紙サイズ | A4 | A4 | A5 | A4 |
| 最大給紙枚数 | 60 | 150 | 50 | 20 |
プリンターを使わないなんてもったいない!あえて紙に印刷するメリット
今回は「プリンターをあまり使わない人」をテーマにしましたが、せっかくプリンターがあるなら、紙に印刷するメリットも活かしてはいかがでしょうか? ペーパーレスが推進されている現在でも、紙に印刷することで以下のようなメリットが得られます。
モニターで見るよりも一覧性が高い
ディスプレイに表示されるサイズには限りがあります。縦の長さは一般的にA4よりも小さく、一度に見ることができる情報が限定されます。資料全体の構成を把握するなら、紙に印刷した方が分かりやすくなります。
また、複数ページを机の上に並べて見比べる作業も、紙でなければ難しいです。資料を比較したり多人数で検討したりする場合も、紙の方が便利でしょう。
紙に印刷した方が間違いに気づきやすい
モニターで見たときには気付かなかった誤字に、紙に印刷した資料を見たときに気付いた経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。
モニターで見るよりも、紙で見たほうが間違いに気づきやすくなるという研究結果があります。契約書やお客さまへの提案書など、重要な書類は紙に印刷してチェックすると間違いを減らせるかもしれません。
あまり使わない人向けの、おすすめプリンターを紹介しました。
放置機関が長いことによるリスクは、製品の選び方次第で避けられます。「たまにしか使わないけど、やっぱりプリンターが欲しい」人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
この記事の最後にもまとめたように、紙に印刷することには多くのメリットがあります。もし、プリンターを購入したら、想定した用途以外でも、ぜひ積極的に使ってみてください。そして、使う用紙は、ぜひ松本洋紙店でお買い求めください。
スーパーファイン紙 0.12mm A4サイズ:500枚
両面マット紙 0.225mm A4サイズ:3000枚 (クラフト簡易梱包)
MS上質紙 127.9g/平米 A4サイズ:2000枚
MSマット紙 104.7g/平米 A4サイズ:500枚


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