先日、「どこかにビューン」を使って燕三条に行ってきました。
「どこかにビューン」というのは、JRE POINTを使って申し込むと、4つの候補地が出てきて、その中からどこに行くことになるのか、申し込んだ翌日に決まるというサービスです。
……と書と、ミステリーツアーの新幹線版みたいな感じですが、ちょっと違うかもしれません。
4つ候補地が出てきても、「うーん、ここは今回は行きたくないな」という場合は再検索できます。なので、何度か検索していると「お、ここなら行ってみたい」という場所が出てくることがあります。
正直、申し込むまでは「本当にちゃんと着くのかな」と半信半疑だったのですが(笑)、これが想像以上に面白くて、しかもお財布にやさしい。今日はその体験を、いつものぼやき交じりにお話ししたいと思います。
「どこかにビューン」というのは、JR東日本がやっているサービスで、貯めたJRE POINTを使って新幹線に乗れるというもの。ただ、普通の予約と違うのは、行き先が“おまかせ”で決まるという点です
まず出発駅と、行きたい日時を入力する。すると4つの候補地が表示されます。で、「この4つのどこかに行きますよ」と申し込むと、申し込んだ次の日くらいに、行き先が確定して通知が来る。4つのうちどこになるかは、確定するまで分からない。
旅行って、行き先を決めるところが一番エネルギーを使うんですよね。「どこ行こう」で目的が無いとなかなか結局決まらない、そこを機械が勝手に決めてくれるというのは、実は一番の親切設計かもしれません。
「おまかせで行き先が決まる」と聞くと、「とんでもない所に飛ばされたらどうしよう」と不安になりますよね。最初はそう思いました。
でも、ここがよくできていて。表示された4つの候補地に、行きたい場所が1つも入っていなかったら、もう一度検索し直せるんです。しかも、何度でも。「うーん、この4つはピンとこないな」と思ったら、気に入る組み合わせが出てくるまで検索をやり直せる、というわけです。
これ、当店でいうと「用紙のサンプルをまとめてめくってみる」感覚に近いんです。いつも使う紙ばかり選んでいると、出会わない紙ってたくさんあるんですね。でも、あえて普段めくらないサンプルを手に取ってみると、「あれ、この紙、意外といいじゃない」という発見がある。
旅先も同じで、自分では絶対に選ばない街ほど、行ってみると思わぬ収穫があったりするんですよね。→これはこじつけ感が半端ない考えですいません(笑)
さて、気になるお値段の話。往復で6,000ポイント JRE POINTは1ポイント=1円くらいの価値なので、ざっくり言えば実質6,000円で新幹線が往復できる計算です。これだけでも十分お得ですよね。
しかも、タイミングによっては2,000ポイント割引のクーポンなんかも配られていて、それを使うと…なんと実質往復4,000円。新幹線で往復4,000円って、なかなか聞かない金額です。JR東日本、太っ腹だなあと思いました。
商売をやっていると、まとまった長期休暇はなかなか取りづらいものです。だからこそ「土日一泊でどこか行ける」という選択肢は貴重。しかも行き先はおまかせなので、計画に頭を使わなくていい。忙しい人ほど向いているサービスかもしれませんね。
実は、似たようなサービスが飛行機にもあります。JALの「どこかにマイル」というもので、こちらはマイルを使って行き先おまかせで飛行機に乗れる、という同じコンセプト。
私も以前このどこかにマイルを試したことがあるのですが…正直、なかなか候補地が出てこないことが多かったんですね。結局、行きたい日程で飛行機が取れずに諦める、というパターンが何度かありました。その点、新幹線の「どこかにビューン」のほうが、私の体感としては候補が出やすくて使いやすかったです。
| 項目 | どこかにビューン(JR東日本) | どこかにマイル(JAL) |
|---|---|---|
| 使うもの | JRE POINT | マイル |
| 乗りもの | 新幹線 | 飛行機 |
| 候補地 | 4か所(再検索できる) | 4か所 |
| 候補の出やすさ(店長の体感) | 出やすい | 出にくいことが多かった |
| 希望日程の取りやすさ(店長の体感) | 土日でも取りやすい | 希望日で取れないことも |
今回、私が飛ばされたのは新潟の燕三条。正直に言うと、それまで自分から「行こう」と思ったことは一度もなかった街です。興味がなかった、というと失礼ですが、旅行先の候補には入っていなかった、というのが本音でした。
でも、こうして「必然的に行く」ことになると、これが不思議と面白い。自分の意思で選んだわけじゃないからこそ、まっさらな気持ちでその街を見られるんですね。予備知識も期待もない状態で降り立つと、目に入るものすべてが新鮮に感じられる。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| サービスの特徴 | JRE POINTで乗れる、行き先おまかせの新幹線旅 |
| 安心ポイント | 4候補が気に入らなければ何度でも再検索OK |
| コスパ | 往復6,000ポイント。クーポン利用で実質4,000円相当になることも |
| 使い勝手 | 土日でも、一泊旅行のような時間指定で候補が出やすい |
| 一番の魅力 | 今まで興味のなかった街に「必然的」に行ける面白さ |
さて、飛ばされた先の燕三条。金物とものづくりで知られるこの街を、紙屋の店長がぶらぶら歩いてきました。次回は「燕三条で見つけた、ものづくりの話」をお届けする予定です。お楽しみに。



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