紙をこよなく愛する松本洋紙店のスタッフが、紙の使い心地や、使用例、豆知識などをドンドン発信! | 紙のブログ

商品

ラフスケッチに寄り添う白ケント紙 ― バガスケントCoCで描く、アイデアの最初の一歩

ラフスケッチや下描きは、完成品の印象を決める大切なプロセス。
「描きやすい紙」によって作業のスピードが変わり、細部の表現のしやすさも左右されます。

鉛筆ののり方、消しゴムの効き、ペン先の走り──。
小さな違いが積み重なって、作品の完成度にもつながっていくものです。

今回ご紹介する バガスケントCoC は、サトウキビ由来のバガスパルプと古紙パルプを使った環境配慮型の白ケント紙。
自然素材を活かしつつ、ケント紙らしいなめらかな描き心地を持っているため、ラフスケッチや下描き用途に取り入れやすい紙といえそうです。

この記事では、

  • 描きやすさにつながる紙のポイント
  • バガスケントCoCで感じられる描き心地
  • ペン・鉛筆・マーカーの相性
  • ラフ画やデザインワークでの活用例
  • エコ素材として選びやすい理由

を詳しく解説します。

普段の創作をもっと快適にしたい方、エコ素材を使った紙に興味がある方の参考になれば幸いです。


目次

1. ラフスケッチに適した紙とは? ― 「ケント紙」が選ばれてきた理由

ラフ画や下描きでは、多くの方が「ケント紙」を選びます。
その背景には、次のような理由があります。

● なめらかで引っかかりの少ない表面

ラフスケッチはテンポよく描くことが多いため、紙の表面が引っかかると作業が中断されてしまいます。
ケント紙は平滑性が高く、ペン先や鉛筆が自然と走るため、思考の流れを邪魔しにくいです。

● 鉛筆やペンの線がクリアに見えやすい

線が太くなったり、かすれてしまうと、構図やアイデアが正しく読み取れなくなることがあります。
ケント紙は線がシャープに出やすく、細いペンの表現にも向いています。

● 消しゴムに強く、修正しやすい

ラフは何度も描き直すことが前提です。
表面が弱い紙だと、消しゴムで毛羽立ちが起きやすく、次の線が描きにくくなることもあります。

これらのポイントを踏まえると、「描きやすいラフ紙」を選ぶ際は
平滑性・鉛筆のノリ・消しゴム耐性・白さ/紙色
などが重要になります。


2. バガスケントCoCとは ― 白くて扱いやすい“環境配慮ケント紙”

バガスケントCoCは、
サトウキビの搾りカス「バガスパルプ」と古紙パルプを組み合わせて作られた非塗工紙です。

● 自然素材を活かした、白く上品なケント紙

エコ素材の紙はやわらかい色味のものも多いですが、この紙は自然な白色が特徴。
線が見やすく、ラフスケッチの工程でも扱いやすい色味になっています。

● ケント紙らしい“なめらかさ”

ペンや鉛筆のすべりが安定しており、線の勢いをそのまま反映しやすい感触です。

● グリーン電力を活用した環境配慮製品

創作の場面でも「環境にやさしい素材で描きたい」という方は増えつつあります。
紙という身近な素材から取り入れられるエコ配慮として、選びやすいのではないでしょうか。


3. 描き心地レビュー ― 鉛筆・ペン・マーカーとの相性

ここからは、実際にラフ用途として使われることの多いツールごとの特徴をまとめます。

● 鉛筆・シャーペン

  • 濃淡がつけやすい
  • 線が滑らかに出る
  • 細い線もつぶれにくい

ラフ画に多い「細い下描き」や「軽い書き味」のニュアンスを出しやすい紙質です。

● ミリペン・製図ペン

  • 直線がきれいに出る
  • ひっかかりが少ない
  • 速書きでも線が整いやすい

漫画のネーム、ロゴ案、UIスケッチなど“線を重視する作業”にも向いていそうです。

● 水性ペン

非塗工紙なのでインクが紙に乗る特性は一般的なマット紙に近い印象ですが、
メモや軽いラフであれば問題なく使用できます。

● 油性ペン・マーカー

裏抜けは紙の厚み次第になりますが、発色は比較的安定しているため、
アイデアカラーラフやカラーマッピングにも使いやすい傾向があります。

● 消しゴム

紙面の毛羽立ちは比較的出にくい印象で、
ラフの修正を繰り返す作業にも向いています。


4. ラフスケッチ・デザインワークでの活用シーン

バガスケントCoCは、“描く仕事”に関わる多くの場面で活用できます。

● ① イラストの構図ラフ

人物・キャラクター・背景の構図整理に使いやすく、
線の勢いを保ったままスケッチできます。

● ② キャラクターデザインの下描き

表情・ポーズ案など繰り返し描きたい作業にも適しています。

● ③ ロゴ・アイコンの案出し

細い線が見やすいため、線幅の調整なども把握しやすい紙です。

● ④ UI/UXデザインのワイヤーフレーム

枠線やアイコンの配置を素早く整理する場面で、書き心地の良さが作業効率に影響します。

● ⑤ 漫画のネーム作成

ページ割りやコマ割りなど、繰り返し消したり描いたりする工程に向いています。

● ⑥ プロダクト・建築のスケッチ

立体のアタリ線や構造線が見やすい白色のため、図面前のラフ確認に使いやすい紙です。


5. 白くてフラットな紙が“ラフ向き”といわれる理由

バガスケントCoCの白色とフラットさは、次のメリットにつながっています。

● 線の再現性が高い

暗い紙色だと線の明度差が出にくくなりますが、
白紙は鉛筆やペンの線がはっきりします。

● 細い線の表現に向いている

キャラクターの表情や髪のラインなど、細部のニュアンスを掴みやすくなります。

● 思考の流れが途切れにくい

紙面がフラットでひっかかりが少ないため、
アイデアをそのまま線に載せやすいと感じる方も多いようです。


6. 創作活動でも“環境配慮”を取り入れやすい紙

バガスケントCoCは環境に配慮した製造方法が採用されています。

● バガス(サトウキビ由来)パルプのアップサイクル

本来捨てられる素材を有効活用。

● 古紙パルプの使用

資源循環に寄与しており、紙を選ぶ段階でエコに参加できます。

● グリーン電力の活用

紙づくりの過程で環境負荷を抑える試みに取り組んでいます。

創作において「環境配慮の選択肢を取り入れたい」と感じる方にとっても、
抵抗なく使いやすい紙といえそうです。


7. ご希望サイズに断裁できるから“作業しやすい紙”が作れる

松本洋紙店ではバガスケントCoCを 必要なサイズに断裁して注文 することができます。

たとえば──

  • A4でラフ用紙として
  • A5でアイデアメモ用に
  • 正方形にカットしてSNS用草案づくりに
  • 小さめに切り、ロゴ案のラフ専用メモとして

自分の制作スタイルに合わせた専用のスケッチ紙が作れるのが大きな利点です。

👉 商品ページはこちら
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat572


まとめ ― 線を大切にする創作の相棒として

バガスケントCoCは、

  • 鉛筆やペンが走りやすいなめらかさ
  • 修正に強い紙面
  • 線が見やすい白色
  • 環境を意識した素材構成
  • サイズを自由に断裁できる利便性

といった特徴があり、ラフスケッチ・下描き・ネーム作成など幅広い創作作業と相性が良い紙です。

毎日のアイデア出しや、作品づくりの最初の一枚として。
自分の表現を支えてくれる“描きやすい紙”を探している方に、バガスケントCoCは取り入れやすい選択肢になるかもしれません。