1. 紙選びで仕上がりが変わる
カードや案内状、パッケージなどを作るとき、「デザイン」や「印刷方法」と同じくらい大切なのが紙選びです。
同じデザインでも、用紙が変わるだけで印象が大きく変わることがあります。
例えば、素朴な温かみを感じさせる「画用紙」、白くてきれいに印刷できる「上質紙」、落ち着いた発色の「マット紙」、そして今回ご紹介する「ディープマット」。
それぞれ特徴があり、用途によって適した紙が違います。ここでは、それぞれの特徴を整理しながら「ディープマット」の魅力を分かりやすくお伝えします。
2. よく使われる紙の特徴
2-1. 画用紙 ― 身近で素朴な風合い
画用紙は、学校の工作や絵画でおなじみの紙です。
ややざらついた手触りと厚みがあり、鉛筆やクレヨンで描きやすいのが特徴。
「素朴で温かみのある雰囲気」を持っているため、カジュアルな用途や手作り感を出したいときに向いています。
ただし、色の種類は白系が中心で、発色も鮮やかさより落ち着いた雰囲気になります。デザイン性の高いショップカードや案内状に使うには、少しラフな印象になることもあります。
2-2. 上質紙 ― 白くて万能
上質紙は、コピー用紙や書籍、チラシなど幅広く使われる紙です。
表面は比較的なめらかで、文字や写真も安定して印刷できます。
「クセがなく使いやすい紙」という印象で、どんな用途にも対応できますが、特別な存在感を出すというよりは「標準的で万能」という立ち位置です。
案内状やカードに使うと清潔感や読みやすさはありますが、高級感や特別感を強く表すには少し物足りないこともあります。
2-3. マット紙 ― 光沢を抑えた落ち着き
マット紙は、光沢を抑えた白色系の印刷用紙です。
写真用のコート紙がツヤツヤしているのに対して、マット紙は落ち着いた仕上がりになるのが特徴。
文字が見やすく、パンフレットやカタログなどによく使われます。
ただし、基本的に白色ベースの用紙なので、色そのものに多様性は少なく、「紙の存在感」を演出するには向いていない場合があります。
3. ディープマットとは? ― 深みとナチュラル感を両立
では、今回の主役「ディープマット」とはどんな紙なのでしょうか。
ディープマットは、ナチュラルな風合いと深みのある色合いを持つファンシーペーパーです。
空気を含んだ構造でしなやかさと剛性を兼ね備え、光沢を抑えた自然なマット感が魅力です。
特徴を整理すると
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自然な質感:派手ではなく、落ち着いた手触り
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しなやかで扱いやすい:カードやパッケージ加工にも適している
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深みのある色展開:ブラック、インディゴ、ボルドー、オリーブなど全19色
「紙そのものがデザイン要素になる」ため、印刷する前から高級感を演出できる点が他の紙との大きな違いです。
4. ディープマットと他の紙の違いを比較
4-1. 画用紙との違い
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画用紙は素朴でラフ、ディープマットは洗練されて上質
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画用紙は白系が中心、ディープマットは豊富な深い色合い
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画用紙は手作り感、ディープマットはブランド感
4-2. 上質紙との違い
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上質紙は万能だが無難、ディープマットは存在感を持たせやすい
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上質紙は清潔感、ディープマットは高級感
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上質紙は読みやすさ重視、ディープマットはデザイン性重視
4-3. マット紙との違い
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マット紙は白系ベース、ディープマットは多彩なカラー展開
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マット紙は落ち着いた印刷物に、ディープマットは素材そのもので演出
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マット紙はカタログ向き、ディープマットはカードやパッケージに最適
5. 活用シーン別のおすすめ
画用紙
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工作や学習教材
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子ども向けの制作物
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手作り感を出したいとき
上質紙
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チラシや社内文書
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読みやすさを重視する印刷物
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汎用的に使いたいとき
マット紙
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パンフレットや冊子
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写真や文字を落ち着いた印象で見せたいとき
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白色を基調にしたデザイン
ディープマット
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ショップカードや名刺
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案内状や招待状
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ブランドのパッケージやラベル
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高級感を持たせたいDMやパンフレット
6. まとめ ― 用途に合わせた紙選びで印象が変わる
「画用紙」「上質紙」「マット紙」は、それぞれに強みがあり、一般的な用途には十分対応できます。
一方で、「よりおしゃれに」「特別感を出したい」と考えるなら、深みのあるカラーとナチュラルな質感を兼ね備えた「ディープマット」は有力な選択肢になります。
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素朴さを出すなら画用紙
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汎用性を求めるなら上質紙
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白ベースの落ち着きを求めるならマット紙
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高級感とデザイン性を重視するならディープマット
👉 大切なカードや案内状を「より洗練された印象」に仕上げたい方は、ぜひ ディープマットの商品ページ をご覧ください。