飲食店やサロンの印象は、空間づくりだけでなく「メニュー表」や「POP」にも表れます。
お客様が最初に手に取る紙アイテムだからこそ、デザインだけでなく「用紙の質感や色味」も印象づくりの重要な要素。
今回は、上品なパステルカラーにさりげない光沢をまとった、「エスプリカラー」をご紹介します。
“主張しすぎず、それでいて品のある存在感”を演出できるこの紙は、あなたのお店の世界観をワンランク上に引き上げてくれるはずです。
1. 「エスプリカラー」とは?― パステル×キャストコートの絶妙バランス
「エスプリカラー」は、パステルカラーのベースペーパーに同系色のキャストコートを施した淡色系カラーキャストコート紙で、上品なツヤが特徴です。
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色:クリーム/ピンク/ブルー(全3色)
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表面:キャストコート加工(光沢仕上げ)
特徴はなんといっても「光沢のある上質な印象」と「やわらかな色合い」の絶妙なバランス。
高級感がありつつも派手になりすぎないため、飲食店やサロンの「ブランドイメージ」を壊さず、むしろ引き立ててくれます。
2. 淡い色味が醸す“やさしさ”と“信頼感”
「メニュー表」や「ショップカード」など、お客様が直接手に取る紙には「第一印象」が宿ります。
特に女性向けやリラックス空間を意識したお店では、「柔らかさ」「安心感」「清潔感」が求められる傾向にあります。
エスプリカラーの色味は、それらの印象を的確に表現できるのが魅力です。
● クリーム
自然なアイボリートーンで、あたたかく落ち着いた印象。和・洋問わずどんな店舗にも馴染みやすい万能色。
● ピンク
ほんのり甘くやさしい雰囲気。ネイルサロンやカフェのスイーツメニューなど、フェミニンなテイストに最適。
● ブルー
清潔感・誠実さ・信頼感を印象づけるカラー。美容室やエステなど、クリーンな空間を大切にしたい店舗にぴったり。
3. メニュー表やPOPにおすすめな理由
飲食店やサロンにおける紙アイテムは、単なる「案内」ではなく、ブランディングに直結する重要なツールです。
✔ 光沢の上品さで高級感を演出
キャストコート加工により、ツヤ感のある仕上がりが得られます。
マット系とは違い、光を受けてほんのりと反射するため、高級感や特別感を醸し出したい場面に効果的。
✔ 手触りと発色のバランスが◎
めくりやすく丈夫で、扱いやすいのが特長。
発色も美しく、写真やイラストの印刷も映えます。
4. 実際の使用例 ― こんなシーンで活躍!
◯ 飲食店でのメニューカバー
和洋食問わず、上品な雰囲気を演出。とくに「デザートメニュー」「コース紹介」など特別感を出したい項目におすすめ。
◯ サロンの施術メニュー
カラーや施術説明、料金表などを清潔感あるトーンでまとめたいときに活躍。ピンクやブルーは女性向け業種にぴったり。
◯ 店内POP・価格札
新メニューの紹介やキャンペーン告知などのPOPにもおすすめ。発色がよく、写真との相性も◎。
◯ ギフト用の案内カードやメッセージ台紙
イベント時の「ギフトご案内カード」や、会計時に渡す「Thank youカード」などにも最適。薄手ながらしっかり存在感があります。
5. 他の用紙と何が違う?― 比較でわかるエスプリカラーの特長
比較項目 | エスプリカラー | 一般的なマット紙 | 光沢コート紙 |
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表面仕上げ | 光沢(キャストコート) | つや消し | ツヤあり(強め) |
色の展開 | パステル調の淡色3色 | 白系中心 | 白系中心 |
雰囲気 | 上品・やわらか | 落ち着き・ナチュラル | ビビッド・インパクト強め |
メニュー用途 | ◎(表紙・見出し向け) | ◯(本文向け) | △(派手すぎる場面も) |
エスプリカラーは、「やわらかな色味で高級感も出したい」というニーズにマッチする、絶妙な立ち位置の用紙です。
6. 加工・印刷についての注意点
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対応プリンタ:インクジェット/レーザー両対応(片面)
→ 表面に光沢があるため、印刷面は非光沢側を推奨します。テスト印刷は必須です。 -
折り加工・トムソン加工も可能
→ しなやかな厚みで加工性も良好。二つ折り・パンチ穴加工・抜き加工などに適しています。 -
筆記性:鉛筆・油性ペンはOK、ボールペンはやや不向き
→ 表面にコートがあるため、油性推奨です。
まとめ ― エスプリカラーは“おもてなしの紙”
エスプリカラーは、ただの「きれいな紙」ではありません。
そのやさしい色味と上品な光沢は、お店の“おもてなしの心”を紙で伝えるツールです。
メニューの表紙や、サロンの価格表、ちょっとした案内POPまで。
あなたのお店の印象をもっと素敵に、もっと上質にしてみませんか?