用途や使用環境によって適したものが異なりますので、それぞれの特徴を比較してご検討ください。
1. 「耐水紙」の特徴(紙ベース)
- 素材: ベースとなる素材は「紙」(上質紙など)です。
- 耐水性のレベル: 一般的な普通紙と異なり、水に濡れてもふやけてボロボロになりにくく、簡単には破れない加工が施されています。
- 強度の限界: あくまで「紙素材」ですので、手で本気で破ろうとすれば破れます。また、何日も水に浸したままにするような過酷な状況では、水が徐々に浸透してヨレやシワ、変形が発生してしまいます。
- 代表的な商品: 「MSアクアW」(メニューやスコアカード用)や「MS耐水紙ラベル」など。
- コスト: フィルム系に比べて安価に導入できるのが大きなメリットです。
2. 「完全耐水」の特徴(フィルム・合成紙ベース)
- 素材: ベースは「ポリエステル・PET等のフィルム」または「ユポなどの合成紙(プラスチック樹脂)」です。
- 耐水性のレベル: 素材そのものが水分を一切吸わないため、水の中に長期間(例えば水槽に50日間など)漬けっぱなしにしても、絶対にふやけたりヨレたりしません。
- 強度: 非常に強靭で、手で引っ張っても破れない高い強度を持っています。
- 代表的な商品: 「MS完全耐水ラベル」、「ユポタック」、「レーザーピーチ」など。
- コスト: 優れた耐久性を持つ反面、紙ベースの耐水紙に比べて価格は高くなります。
※【注意点:用紙とインクの耐水性は別】
「耐水紙」「完全耐水」のどちらを使用する場合でも、「用紙(素材)自体の耐水性」と、印刷される「インクの耐水性」は全くの別問題となります。
特に家庭用のインクジェットプリンター(一般的な染料インク)で印刷した場合、用紙自体が完全耐水であっても、水がかかるとインクそのものが滲んで流れてしまいます。
そのため、屋外や水回りで長期的に使用する場合は、トナー方式のレーザープリンターで印刷するか、印刷後に「ラミネート加工」を施して表面を保護する必要があります。
屋外・水回り・水没用途では、商品ページの試験条件と対応プリンターを確認し、実際の使用条件でテストしてください。
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