SUUMOの一括見積もりサイトで分かった、
引っ越し会社それぞれの営業スタイル比較
引っ越しをしようと思い、SUUMOの一括見積もりサイトを試したところ、登録からわずか数秒で次々と電話が鳴り止まない体験をしました。大手から中小まで、各社の営業アプローチは実にさまざま。今回は実体験をもとに、各社の特徴と活用のコツをまとめてみます。
目次
- 一括見積もりサイト利用の流れ
- ① 電話1本で「他社見積書を活用」型
- ② コールセンター発「訪問アポイント」型
- ③ 電話で大まかな荷物を聞いて即見積もり型
- ④ Webフォームで自動計算&確定価格通知型
- 大手訪問見積もりの安心料と交渉術
- 一括見積もりを賢く使うためのポイント
- まとめ
一括見積もりサイト利用の流れ
- SUUMOの一括見積もりサイトにアクセスし、移転先住所を入力
- 荷物の概算や名前・連絡先などをフォーム送信
- 登録後、秒単位で電話やメールで見積もり依頼の問い合わせが始まる
「とりあえず何社か見積もりを取れば…」と思って登録しましたが、まさか3秒後に最初の電話がかかってくるとは驚きでした。以下、それぞれの会社の特徴を見ていきます。
ホントは、見積もり書がメールで送られてくるのかなとか自動計算されるのかな?と思ってましたが結構アナログな接近戦で驚きです
① 電話1本で「他社見積書を活用」型
特徴:他社の訪問見積書を提示してもらえれば、その内容をベースに即時見積もりを作成しますよー という、賢いようだけどちょっとずるい戦法
- 登録直後に電話があり、「大手が訪問で作る見積書見せてほしい」と依頼されました
- 見積書があれば、最短で金額提示できるスマートさ
- 手間も少なめ
他社資料を「仕入れ」に使う発想が斬新。すでに比較する中で優位に立ちたければ、この手法を使うと効率的ですが、まあ20代の時ならほんと見積書を比較していたけど、、、ちょっと今はこういうのは賛同できないかも
② コールセンター発「訪問アポイント」型
特徴:まずは電話で期日を確定→3日後に訪問見積もり
- 「電気・ガス・インターネットも提携先から連絡可?」と確認
- 提携サービスへの申し込みをセットで獲得する狙い
- 訪問後にタブレットで詳細見積もりを提示
引っ越し以外のオプション収益(ライフラインの取次ぎ)を狙うビジネスモデル。後からの追加営業も受け入れるならお得感も。やはり訪問してくれるだけあってきちんと細かく見積もりが出てきましたが、やっぱり高い。昔はお米や洗剤くれたりしたもんだなーと思い出しました。
③ 電話で大まかな荷物を聞いて即見積もり型
特徴:電話1本、荷物の量をヒアリング後に「◯◯円です」と即回答
- 3tトラックしか持たない会社で、通常より割安価格を提示(例:7万7,000円)
- 本来の相場より安く見せることで、即決を狙う
- 反面、「実際に見なきゃ本当にこの値段か不安」という心理を刺激
④ Webフォームで自動計算&確定価格通知型
特徴:フォームで荷物・オプションを選択すると自動計算し、その場で確定価格を表示
- ダンボール枚数やオプションをチェックボックスで選ぶだけ
- 「この金額から動きません」のボタンが後押し効果大
- 備考欄に大型家具の分解など入力すれば、後から追加見積もりもフォロー
見積もりの透明性を打ち出しつつ、ユーザーをサイト内に留める工夫が見られます。
→細かい注意書きをよく見ないと後々なにかあるかもしれない
大手訪問見積もりの安心料とそこからの営業マン
最後に訪問してくれた大手引っ越し会社は、実際に実測→他社の倍以上の価格を提示されました。
他の見積もりの倍以上でしたが、「3人で作業」「盗難防止のためトラックに1人付随」「万全の保険体制」といった安心要素が価格に乗っていました。
ただ、流石に安心というだけで倍以上はちょっと予算オーバーでした。
- 安心料としてのコスト上乗せ
- 平日の閑散期に日程をずらすことでどうなのか相談
- 最終的に自社都合の提案日を提示し、こちらの都合と調整
「安さ」だけでなく「安心感」や「柔軟な日程調整」も引っ越し選びの大きな要素です。
一括見積もりを賢く使うためのポイント
- 複数のタイプを組み合わせて比較:電話即時見積もり、中小×大手の訪問見積もり、Web完結型…全て試してみよう
- 見積書の取り寄せを活用:他社資料を提示して効率化、値引き材料にもなる
- オプション提携に要注意:ライフライン取次ぎは割安になる場合もあるが、不要なら断る勇気を
- 日程交渉でさらに値引き:閑散期や平日を狙って、提示日程をずらしてみる
- 安心要素も検討:スタッフ数や保険、盗難対策など、安全性への投資額を比較する
まとめ
SUUMOの一括見積もりサイトを使うと、“秒で電話”が鳴り続け、各社ともに独自の営業戦略で勝負を仕掛けてきます。
「他社見積書活用」「コールセンター訪問アポ」「電話即見積もり」「Web自動計算」──それぞれ得意分野と弱点があるため、あなたの優先順位(安さ重視・安心重視・手間削減など)に合わせて使い分けるのが成功のコツです。
結果、大手の引越し会社さんが他社の+13000円くらいまで値段をさげてくれて
「これならどうでしょうか?」ということで 高いけれども安心料ということで大手引越会社さんに依頼しました。引っ越し終わって、ここにお願いして良かった、、、と思えました。