スマートフォンには大手から格安まで10種類ほどのキャリアがあります。自分に合ったキャリアを見つけたいと思いながら、選択肢が多く迷っている人もいるのではないでしょうか。
スマホや電話番号を変えずにキャリアを乗り換えられるとはいえ、手続きや支払いのことを考えれば、何度も変更するのは大変。事前に複数のキャリアを比較することが大切です。
このコラムでは、自分に合うスマホのキャリアを選ぶためのポイントをまとめてみました。
まずはスマホのキャリアの種類と、メリットとデメリットを確認しましょう。自社で回線網を持つ大手キャリアはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルです。移動体通信事業者を意味するMNO(Mobile Network Operator)に分類され、通信速度が安定しています。
iPhoneやGalaxyなどの最新機種を選ぶこともでき、「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールを無料で使えます。全国のショップで手厚いサポートを受けられ、さまざまなプランやキャンペーンを利用できることもメリットです。代わりに利用料がやや高くなることがデメリットになるでしょう。

一方、大手4社の回線網を使うことで格安を実現したのがahamo、UQモバイル、ワイモバイル、povo、LINEMO、日本通信SIM、LinksMate、mineoなどです。自社の回線網を持たないため、仮想移動体通信事業者を意味するMVNO(Mobile Virtual Network Operator)とい言われ、通信速度が遅い場合や不安定な場合があります。
格安スマホ(格安SIM)と言われるとおり、大手キャリアに比べて利用料が安く、必要最低限のデータ通信量を選ぶことでさらに抑えられます。ただし、大手のようなショップがほぼないため、サポートが受けにくいことがデメリットです。プランの選択肢も少ない傾向にあります。
自分に合ったスマホのキャリアを見つけるには、優先したいことを明確にすることが重要です。通信速度、利用料、機種、サポート…などの優先順位をつけ、自分にぴったりのキャリアを探し出しましょう。