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紙のコラム

【紙ハック】紙で手が切れるとすごく痛く感じるのはなぜ?乾燥するこの季節、紙で手を切らない方法を教えます!

紙で手を切らないようにするには?

紙の端で手を切った経験は、きっと誰にでもあるはず。あれって、すごく痛いですよね…。

実は、紙で手を切ると痛みを感じるのは決して気のせいではなく、科学的な理由があるんです。この記事では、紙で手を切ると痛い理由や、紙で手を切らないようにする方法を解説します!

気のせいじゃなかった! 紙で手を切ると痛い理由

紙で手を切るとすごく痛いのはなぜ?

紙で手を切るとすごく痛い理由のひとつは、紙の端がギザギザしているからです。紙の端は、パッと見ただけだとまっすぐに見えますよね。でも、顕微鏡レベルで拡大してみると、細かい繊維でノコギリのようにギザギザとした形になっているのです。

包丁で手を切るのと刃がギザギザしたノコギリで切るのとでは、明らかにノコギリの方が痛みが強くなります。紙も同じで傷口がキレイにならないため、痛みを感じやすくなるのです

また、指先は痛みを感じる神経が集中している部分なうえに、自分の手はよく目につきやすいですよね。手を怪我すると意識がそちらに向きやすいというのも、痛みを強く感じる理由のひとつのようです。

そして手の怪我は、水仕事や手洗い、アルコール消毒などですごくしみます。手は水に濡れたり物に触れたりするのが多い部分なので、しみて痛い思いもしやすいのです

紙で手を切らないようにする方法

紙で手を切らない方法のひとつは、ハンドクリームを塗ること

できることなら、痛い思いをするのは避けたいものです。紙で手を切らないようにするには、以下のような対策をしてみてください。

・ハンドクリームを塗る
紙で手を切ってしまう原因の1つは乾燥です。ハンドクリームで手を保湿すると、紙の端を触っても切れにくくなります。

・加湿器を使う
手だけでなく、部屋の空気全体を加湿するのも対策になります。加湿は感染症対策にもるので、紙をあつかうとき以外も、お部屋の空気は適度な湿度を保っておきたいですね。

・指サックをする
仕事で紙をあつかう機会が多い場合は、あらかじめ指サックをしておくとよいでしょう。指が滑りにくくなり、紙を取ったりめくったりといった作業もしやすくなります

・滑り止め付きの手袋
ゴム手袋や、滑り止めの付いた手袋をするのも良い方法です。手袋なら指先だけでなく、手全体を守れます。

・わら半紙や和紙を使う
使う紙の種類を変えられるのなら、手を切りにくいわら半紙や和紙を使うのも手です。実際、学校でよくわら半紙が使われるのは、子どもが触ったときに手を切りにくいためという理由もあるようです。

・紙折機を導入する
チラシの折込作業など、紙を折るときに手を切ってしまいやすいのなら、機械化するのも方法の1つ。手を使わなくていいうえ、作業の効率化も図れます。

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紙で手を切るとすごく痛いのには、科学的に説明できる理由があったんですね。空気が乾燥するこの季節、きちんと対策をして手を守りましょう!

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