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【各種ご案内に最適】A4用紙で自作できる!三つ折りパンフレットのメリット

自社制作できる三つ折りパンフレット

新商品の案内を始め、通常のパンフレットと違うものをお客様に案内したいときは、三つ折りパンフレットが重宝します。この記事では、チラシや冊子のパンフレットとはまた違った魅力を持つ、三つ折りパンフレットをご紹介します。

記事の後半では、併せて三つ折りパンフレットを自作する方法も解説。自社で作れば、最適なタイミングに低コストで用意できるので、ぜひ参考にしてください。

三つ折りパンフレットのメリットと種類

三つ折りパンフレットのメリットとは
「三つ折り」は、シンプルなようでいて、意外と奥が深い折り方です。まずは、三つ折りパンフレットのメリットと特徴を見ていきましょう。

三つ折りパンフレットのメリット

三つ折りパンフレットには、その独特な形から二つ折りパンフレットと違ったメリットがあります。

コンパクト

通常のパンフレットやチラシはA4サイズで、三つ折りパンフレットはその3分の1の大きさです。小さいので受付テーブルなどに置いても場所を取らず、自店舗以外でも置いてもらいやすいのではないでしょうか。手に取ったお客様もも、カバンやポケットに入れて持って帰りやすい大きさです。

郵送するときも長形3号の封筒に入るので、定形郵便物としてあつかわれ、郵送費を抑えられます

低コスト

三つ折りパンフレットは1枚の紙に印刷するだけなので、複数枚の紙への印刷や製本が必要な冊子パンフレットよりコストがかかりません。とはいえ、外注するとデザイン費や時間がかかるといったデメリットがあるので、自社制作がおすすめです。

情報を伝えやすい

一つの面を1ページとすると、三つ折りパンフレットは6ページあります。1枚のチラシや二つ折りパンフレットよりも、内容の異なる情報を入れやすい造りです。伝えたい情報がいくつもあるときに最適です。

面によって分かれているので、お客様も情報を整理しやすく、読みやすい形式です。一面が小さいことでキャッチコピーも目立ち、文章で埋めてもあまり圧迫感がありません。

その他

チラシだと書かれている情報が全部見えていますが、三つ折りパンフレットは開かないと中が見えません。開いて中を確かめる楽しみがあります。

また、薄いチラシが丸めて捨てられがちなのに対して、三つ折りパンフレットは厚みがあり、破棄されにくいメリットもあります。カバンに入れても折れ曲がりにくく、家に帰り着いた後も保管する人が多いようです。

三つ折りパンフレットの種類

三つ折りパンフレットには「巻き三つ折り」と「外三つ折り」の2種類があります。巻き三つ折り折りはページの左右両端を内側に折りたたむ形。外三つ折りは「じゃばら折り」「Z折り」とも呼ばれ、その名の通りアルファベットのZの形になるように三つ折りしたものです。

三つ折りパンフレット作成時のポイント

パンフレットを自作するにあたり、注意するべきポイントが4つほどあります。「見てもらう」パンフレットづくりのために、しっかりチェックしておきましょう。

見る順番を意識する

三つ折りパンフレットを見る順番とは
多くの人が三つ折りパンフレットを見る順番は決まっています。巻き三つ折りでは、「表紙→裏表紙→表紙の裏→巻き込み面→裏表紙の裏→巻き込み面の裏」。横書きの場合は、上の写真の順番です。見る順番を知っておくと、どの情報をどの面に掲載するかが決めやすくなります。重要な情報ほど、中を開かなくても見える表紙や裏表紙に載せましょう。

見開きに遊び心を取り入れる

見開きでは、面ごとに分けずに2面・3面にまたがってレイアウトするとインパクトのあるデザインになります。そのほか、開く前の面で問題を出し、中を開くと答えが出てくるというのも、お客様の興味を引く内容になるのではないでしょうか。

折り目に文字や人の顔がかからないようにする

パンフレットの折り目部分は、シワになって見づらくなります。とくに小さな文字は折り目にかからないようにしましょう。人の顔やイラストも注意してください。

開く方向に気を付ける

三つ折りパンフレットを縦書きにしたときの注意点
縦書きの文章を読むとき、目線は右から左へと動くので右開きになります。その逆に、横書きは左から右に動くので左開きです。「表紙」や「巻き込み面」などの名称は、横書きと少し変わります。

三つ折りパンフレットの作り方

三つ折りパンフレットはテンプレートで作ると簡単
三つ折りパンフレットは、Canvaなどの無料プランのあるデザインツールを使うほか、Wordでも作成できます。段組みを使って最初から作る方法もありますが、テンプレートを使うと簡単なのでおすすめです。テンプレートを使った作り方の手順は次の通り。

[ 1 ]Wordを開いたら「ファイル」タブから「新規」をクリックして、検索ボックスに「パンフレット」と入力。Enterを押します。
[ 2 ]三つ折りパンフレットの中から好みのデザインを選びます。
[ 3 ]プレビュー画面で「作成」をクリック。
[ 4 ]サンプルのパンフレットが表示されたら、文字、写真、色などを好きなデザインに変更します。
[ 5 ]印刷したらできあがりです。

テンプレートの種類はいくつかあるので、作りたいイメージに近いものを選ぶと、後の操作が楽になります。

三つ折りパンフレットにおすすめの紙

手に取ってもらい、持ち帰ってもらえるパンフレットを作るには、材料となる用紙選びがとても重要です。最後に、三つ折りパンフレットに適したおすすめの用紙をご紹介します。

MS光沢紙

レーザープリンター専用の光沢紙です。表面には光沢があり、写真などの画像をムラなく鮮やかに再現します。裏面は上質紙で、文字の印刷もOK。ツルツルとして厚みがあるので、高級感があります。

【参考】
MS光沢紙

フォト光沢紙

キャストコーティング加工により、強い光沢を持つ用紙です。一般的によく使われている写真用紙で、写真プリントの仕上がりが美しく、高級感があります。コシが強く重厚感のある手触り。速乾性に優れています。

【参考】
フォト光沢紙

MSマット紙

両面につや消しコーティングを施した、落ち着いた印象の用紙です。表裏の関係なく、両面に印刷できます。レーザープリンター専用で、写真や文字がきれいに印刷されるのが特徴です。

【参考】
MSマット紙

両面マット紙

両面に印刷できる、インクジェット用のマット紙です。速乾性に優れ、にじみが少ないのが特徴。写真もしっとりと上品に仕上がります。高品質なのに低価格で、コスパの良い商品です。

【参考】
両面マット紙

MSスーパーコート

表面につやのある半光沢のコート紙。ツルツルとした感触で、写真などの画像を色鮮やかに再現します。レーザープリンター専用で、両面印刷が可能です。

【参考】
MSスーパーコート

色上質紙

30種類以上の色数がある、色付きの上質紙です。温かみのあるナチュラルな雰囲気で、書き込みしやすい特徴があります。リーズナブルな価格なので、できるだけコストを抑えたいときにもおすすめです。

【参考】
色上質紙

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かなりの情報量をコンパクトにまとめられる三つ折りパンフレットは、優秀な販促ツールです。自社制作ならコストを抑えつつも、会社の思いを込めたものを作れます。ぜひ、挑戦してみてくださいね!

↓↓↓パンフレットの自社制作に役立つ情報を松本店長が解説!松本洋紙店Youtubeチャンネル↓↓↓