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店長ぼんやり日記

新幹線が実質4,000円!?「どこかにビューン」で燕三条に行ってきた話

先日、「どこかにビューン」を使って燕三条に行ってきました。

「どこかにビューン」というのは、JRE POINTを使って申し込むと、4つの候補地が出てきて、その中からどこに行くことになるのか、申し込んだ翌日に決まるというサービスです。

……と書と、ミステリーツアーの新幹線版みたいな感じですが、ちょっと違うかもしれません。

4つ候補地が出てきても、「うーん、ここは今回は行きたくないな」という場合は再検索できます。なので、何度か検索していると「お、ここなら行ってみたい」という場所が出てくることがあります。

正直、申し込むまでは「本当にちゃんと着くのかな」と半信半疑だったのですが(笑)、これが想像以上に面白くて、しかもお財布にやさしい。今日はその体験を、いつものぼやき交じりにお話ししたいと思います。

1. そもそも「どこかにビューン」って何?

「どこかにビューン」というのは、JR東日本がやっているサービスで、貯めたJRE POINTを使って新幹線に乗れるというもの。ただ、普通の予約と違うのは、行き先が“おまかせ”で決まるという点です

まず出発駅と、行きたい日時を入力する。すると4つの候補地が表示されます。で、「この4つのどこかに行きますよ」と申し込むと、申し込んだ次の日くらいに、行き先が確定して通知が来る。4つのうちどこになるかは、確定するまで分からない。

最初は「新幹線版のミステリーツアーみたいなものかな」と思っていたんですが…いや、ちょっと違うか(笑)。ミステリーツアーは行き先が最後まで謎ですが、こっちは候補が4つ見えているので、完全なノーヒントではないんですよね。「4択のうちのどれか」というくらいの、ほどよいドキドキ感です。

店長のひとりごと

旅行って、行き先を決めるところが一番エネルギーを使うんですよね。「どこ行こう」で目的が無いとなかなか結局決まらない、そこを機械が勝手に決めてくれるというのは、実は一番の親切設計かもしれません。

2. 候補地が気に入らなければ「再検索」できる

「おまかせで行き先が決まる」と聞くと、「とんでもない所に飛ばされたらどうしよう」と不安になりますよね。最初はそう思いました。

でも、ここがよくできていて。表示された4つの候補地に、行きたい場所が1つも入っていなかったら、もう一度検索し直せるんです。しかも、何度でも。「うーん、この4つはピンとこないな」と思ったら、気に入る組み合わせが出てくるまで検索をやり直せる、というわけです。

なので、完全に運まかせというわけではなく、「なんとなくこのあたりの土地に行きたい」というゆるい希望は反映できる。おまかせ感と、自分で選ぶ感覚のちょうど中間という、絶妙なバランスなんですね。私も何回か検索し直して、最終的に「これなら面白そう」という4択で申し込みました。

🖍 紙屋的たとえ話

これ、当店でいうと「用紙のサンプルをまとめてめくってみる」感覚に近いんです。いつも使う紙ばかり選んでいると、出会わない紙ってたくさんあるんですね。でも、あえて普段めくらないサンプルを手に取ってみると、「あれ、この紙、意外といいじゃない」という発見がある。
旅先も同じで、自分では絶対に選ばない街ほど、行ってみると思わぬ収穫があったりするんですよね。→これはこじつけ感が半端ない考えですいません(笑)

3. 往復6,000ポイント、クーポンで実質4,000円のコスパ

さて、気になるお値段の話。往復で6,000ポイント JRE POINTは1ポイント=1円くらいの価値なので、ざっくり言えば実質6,000円で新幹線が往復できる計算です。これだけでも十分お得ですよね。

しかも、タイミングによっては2,000ポイント割引のクーポンなんかも配られていて、それを使うと…なんと実質往復4,000円。新幹線で往復4,000円って、なかなか聞かない金額です。JR東日本、太っ腹だなあと思いました。

4. 土日でも意外と使える、時間指定の話
この手の「お得サービス」って、「平日限定でしょ?」というのが相場なんですよね。土日はまず取れない、みたいな。ところが、どこかにビューンは土日でも意外とちゃんと候補が出てくるんです。
たとえば「土曜日の昼ごろに出発して、日曜日の夕方に帰路につく」みたいな、一泊の週末旅にちょうどいい時間指定。これで検索しても、けっこう候補が出てきました。金曜の夜に仕事を終えて、土日でサクッと知らない街へ——という使い方ができるのは、働いている身としてはありがたい限りです。

松本的ひとこと

商売をやっていると、まとまった長期休暇はなかなか取りづらいものです。だからこそ「土日一泊でどこか行ける」という選択肢は貴重。しかも行き先はおまかせなので、計画に頭を使わなくていい。忙しい人ほど向いているサービスかもしれませんね。

5. JALの「どこかにマイル」と比べてみた

実は、似たようなサービスが飛行機にもあります。JALの「どこかにマイル」というもので、こちらはマイルを使って行き先おまかせで飛行機に乗れる、という同じコンセプト。

私も以前このどこかにマイルを試したことがあるのですが…正直、なかなか候補地が出てこないことが多かったんですね。結局、行きたい日程で飛行機が取れずに諦める、というパターンが何度かありました。その点、新幹線の「どこかにビューン」のほうが、私の体感としては候補が出やすくて使いやすかったです。

項目 どこかにビューン(JR東日本) どこかにマイル(JAL)
使うもの JRE POINT マイル
乗りもの 新幹線 飛行機
候補地 4か所(再検索できる) 4か所
候補の出やすさ(店長の体感) 出やすい 出にくいことが多かった
希望日程の取りやすさ(店長の体感) 土日でも取りやすい 希望日で取れないことも
※あくまで私が使ったときの感想で、時期や区間によって状況は変わると思います。どちらもコンセプトは面白いサービスです。

6. 興味のなかった街に「必然的に」行く面白さ

今回、私が飛ばされたのは新潟の燕三条。正直に言うと、それまで自分から「行こう」と思ったことは一度もなかった街です。興味がなかった、というと失礼ですが、旅行先の候補には入っていなかった、というのが本音でした。

でも、こうして「必然的に行く」ことになると、これが不思議と面白い。自分の意思で選んだわけじゃないからこそ、まっさらな気持ちでその街を見られるんですね。予備知識も期待もない状態で降り立つと、目に入るものすべてが新鮮に感じられる。

「知らない街へ、なかば強制的に連れて行かれる」——これって、日常ではなかなか味わえない体験です。自分で計画を立てると、どうしても“知っている範囲”“興味のある範囲”に収まってしまいますからね。その枠を、ぽーんと外から壊してくれる。これが、どこかにビューンの一番の魅力だと私は思いました。また機会があれば、次はどこに飛ばされるのか、試してみたいと思います。

よくある質問(FAQ)
Q1. どこかにビューンは誰でも使えるの?
JRE POINTをためられる会員登録をしていれば利用できます。ポイントさえあれば、あとはネットから申し込むだけ。詳しい条件や対象区間は、JR東日本の公式ページで
Q2. 本当に行き先は選べないの?とんでもない所に飛ばされない?
4つの候補地から自動で1つに決まる仕組みなので、ピンポイントで指定はできません。ただし、表示された4か所が気に入らなければ何度でも再検索できるので、「まったく望まない場所ばかり」ということにはなりにくいです。おまかせ感はありつつ、ある程度は自分の好みを反映できます。
Q3. 土日や連休でも使えるの?
私が試したときは、土曜の昼出発・日曜の夕方帰り、といった週末一泊の時間指定でも、けっこう候補が出てきました。もちろん混雑時期は変わると思いますが、「土日は絶対ムリ」というほど厳しくはない印象です。
Q4. JALの「どこかにマイル」とどっちがいい?
どちらも「行き先おまかせ」の面白いサービスですが、私の体感では、新幹線のどこかにビューンのほうが候補が出やすく、希望の日程で取りやすかったです。飛行機で遠くまで、という魅力もあるので、行きたいエリアと持っているポイント/マイルで選ぶのがよいと思います。
Q5. どのくらいお得なの?
私の場合は往復6,000ポイント、割引クーポンを使って実質4,000円相当でした。新幹線の往復運賃を考えると、かなりお得です。ただし金額は区間や時期で変わるので、あくまで一例として参考にしてください。
Q6. 旅の思い出を残すのに、おすすめの紙はある?
せっかくの“おまかせ旅”、写真もたくさん撮れますよね。当店では、旅先の写真をきれいに残せる写真用紙や、旅日記・スクラップに使いやすい上質な紙もそろえています。行き先が毎回変わるからこそ、1冊のノートに貼りためていくと、自分だけの“旅の記録帳”になって楽しいですよ。両面写真用紙がオススメ

まとめ
ポイント 内容
サービスの特徴 JRE POINTで乗れる、行き先おまかせの新幹線旅
安心ポイント 4候補が気に入らなければ何度でも再検索OK
コスパ 往復6,000ポイント。クーポン利用で実質4,000円相当になることも
使い勝手 土日でも、一泊旅行のような時間指定で候補が出やすい
一番の魅力 今まで興味のなかった街に「必然的」に行ける面白さ
行き先を自分で決めない、という一見不便そうな仕組みが、かえって新しい体験を運んできてくれる。今回の燕三条の旅は、そんなことを教えてくれました。旅の計画に悩んでいる方、ポイントの使い道に困っている方は、一度試してみると面白いと思いますよ。

次回予告

さて、飛ばされた先の燕三条。金物とものづくりで知られるこの街を、紙屋の店長がぶらぶら歩いてきました。次回は「燕三条で見つけた、ものづくりの話」をお届けする予定です。お楽しみに。