紙をこよなく愛する松本洋紙店のスタッフが、紙の使い心地や、使用例、豆知識などをドンドン発信! | 紙のブログ

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和食店・割烹・和カフェの雰囲気を引き立てる!和風メニューに最適なおすすめ用紙5選

1. 紙がつくる“和の美しさ”──メニューはお店の世界観そのもの

和食店や割烹、和カフェでは、“料理の味”と同じくらい「雰囲気づくり」が大切です。
その中でも、意外と大きな役割を持つのがメニュー用紙です。

メニューはお客様が最初に触れる“お店の世界観に触れる道具”。
紙の質感や色味、触り心地ひとつで、

  • 高級感
  • 上品さ
  • 温かみ
  • 伝統
    といった印象が大きく左右されます。

和食は“引き算の美学”、
“余白を活かす文化”がベースにあります。

だからこそ、紙の質感や繊維の表情がとても重要。

ほんのり光が当たったときに浮かぶ繊維、
手に取った瞬間のあたたかみ、
淡い色合いの奥にある陰影──

これらは料理の雰囲気そのものを支える大切な要素なのです。


2. 和風メニューの紙選びで大切な3つのポイント

和風の紙は「見た目が和っぽいだけ」では不十分です。
毎日使うメニューだからこそ、以下の3点を重視しましょう。


① 和の世界観が伝わる質感・風合い

和紙のような繊維感、優しい手触り、ナチュラルな色味──
特に「素朴な風合い」「自然素材のような質感」は、
和食店・割烹・和カフェにとって大きな魅力になります。


② 印刷適性(インクジェット・レーザー両対応か)

メニューは毎日更新することも多く、

  • 黒文字
  • 落ち着いたカラー
  • 料理写真

これらが にじまず・くっきり印刷できるか も非常に重要です。


③ 厚み・耐久性

特に割烹や和カフェでは、
手に取りやすく、くたびれにくい厚み(120〜180g/㎡程度)が人気です。


3. 和食店・割烹・和カフェにおすすめのメニュー用紙5選

ここからは、お店の雰囲気づくりに役立つ「和紙風・和柄用紙」を厳選してご紹介します。
※ 厚みや価格は商品ページでご確認ください。


① 里紙

やわらかな繊維感と自然な色合いで“温かさ”を演出
👉 https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat82

「里紙」は、まるで自然素材のような“ふんわりとした繊維感”が魅力の人気シリーズ。
見た目も触り心地も優しく、
和カフェ・自然派レストラン・甘味処との相性が抜群です。

● 里紙の特徴

  • ナチュラルな色味(生成り・薄茶・灰色など)
  • 料理写真をやさしく受け止めるマット質感
  • 手に取ったときに“温かみ”が生まれる

● おすすめ用途

  • 和カフェのメニュー
  • 甘味処の季節メニュー
  • 料理紹介カード
  • 季節フェアのお知らせ

ほっと落ち着く雰囲気を演出したい店舗に最適です。


② 大礼紙

格式と上品さの象徴。伝統的な“チリ入り和紙”の代表格
👉 https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat96

「大礼紙」は、伝統的な祝い事や式典でも使われる“格の高い和紙調”の紙。
大きな特徴は、紙の中にランダムに入った「金銀のチリ」。
これが光の角度によってさりげなく輝き、
割烹・懐石料理店のメニューにぴったりの雰囲気を作ります。

● 大礼紙の特徴

  • 上質感と伝統美
  • 和紙のような柔らかい表情
  • 特別感のある“チリ入り”模様が美しい

● おすすめ用途

  • 会席料理メニュー
  • 懐石のコース表
  • 特別プラン・季節限定メニュー

「高級感を出したい」「特別感がほしい」という店舗に最適です。


③ OKフェザーワルツ

羽のように軽やかで繊細な模様が美しい“和モダン用紙”
👉 https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat88

紙の表面に“フェザー(羽)”模様が散りばめられた柔らかな雰囲気の紙です。
明るくやさしい印象のため、
和カフェ、創作和食店、和デザートのお店に選ばれています。

● OKフェザーワルツの特徴

  • 柔らかく、明るい和紙の風合い
  • 繊細な模様が上品
  • 写真も文字も印刷しやすい

● おすすめ用途

  • 和カフェのメニュー表
  • スイーツメニュー
  • ドリンクメニュー

「上品だけど重すぎない」雰囲気にしたいときに最適。


④ 江戸小染はな

伝統的な小紋柄が印象的。華やかで“見た目で魅せる”紙
👉 https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat503

「江戸小染はな」は、その名の通り“江戸小紋模様”が紙全体に散りばめられたファンシーペーパー。
見た瞬間に「和」を感じる華やかさが魅力です。

● 江戸小染はなの特徴

  • 美しい和柄が全面に印刷された紙
  • 季節感や和の伝統を強く演出
  • メニューの背景としても映える

● おすすめ用途

  • 和食店の定番メニュー
  • お祝い・季節イベントメニュー
  • 店頭POP・掲示メニュー

高級和食から気軽な和定食屋まで、幅広く使える“万能和柄紙”です。


⑤ あららぎ

 

しっとりと落ち着いた和紙風。上品で料理を引き立てる紙
👉 https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat524

「あららぎ」は、和紙のような柔らかな風合いを持ちながら、
過度な装飾を抑えた“控えめで上品”な紙です。

● あららぎの特徴

  • しっとりと落ち着いた和紙調
  • 主張しすぎず、料理名が読みやすい
  • 上品で高級感のある質感

● おすすめ用途

  • 割烹・和食店の定番メニュー
  • 旬のおすすめ
  • 会席の簡易メニュー

「派手すぎず上品にしたい」というお店にとても向いています。


4. シーン別おすすめの使い分け

シーン おすすめ紙 特徴
高級和食・割烹・懐石料理 大礼紙/江戸小染はな 格式・伝統・特別感を演出
和カフェ・甘味処 里紙/フェザーワルツ 柔らかい雰囲気・優しい印象
会席料理・上品な定番メニュー あららぎ 控えめな高級感で幅広く使える

5. まとめ:紙で伝わる“おもてなしの心”

和食店・割烹・和カフェは、料理だけでなく、
空間づくり・季節感・おもてなしがとても重要です。

そのため、メニュー用紙の選び方は、
お店の“丁寧さ”や“こだわり”をお客様に伝える大切な要素。

今回紹介した5種類はどれも、
和の雰囲気を引き立て、料理の魅力を最大限に伝えてくれる紙ばかりです。

  • 里紙:自然で優しい印象
  • 大礼紙:格式と伝統美
  • OKフェザーワルツ:軽やかな和モダン
  • 江戸小染はな:華やかな和柄
  • あららぎ:上品で落ち着いた印象

紙を変えるだけで、
「お店の雰囲気が変わる」
「料理の見え方が変わる」
「特別感が高まる」

そんな“一段上の和の世界観”を演出できます。


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