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【プリンター比較】2022年2月発売!エプソンの最新プリンターを比較しつつ紹介します!

2022年2月発売!EPSON最新プリンター比較

2022年2月に、エプソンの新作プリンターが発売されました。EP-884AEP-814AEP-714Aの3機種で、いずれもエプソンのホームプリンター カラリオのシリーズの新機種となります。

この記事では、前モデルや類似モデルとも比較しながら、エプソンの最新プリンターの特徴を解説します。プリンターの新規購入や買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

前モデルや類似モデルと比較して分かる新製品の特徴

新作プリンターの特徴を把握するには、前モデルとの違いを知ることが重要です。とはいえ、今回取り上げたエプソンの新作プリンターは、前モデルからの変更点が少なく、マイナーチェンジに留まっています。そここの記事では、おもに類似モデルとの比較を通じて新作プリンターの特徴を解説していきます。

エプソンの最新プリンター3機種紹介

コンパクトサイズの高性能プリンター「EP-884A」

コンパクトサイズの高性能プリンター「EP-884A」

コンパクトサイズながら、高性能のプリンターです。エプソンのホームページで「まよったらコレ!」と紹介されている、文字通りエプソンイチオシのプリンターで、さまざまな面で優れた製品となっています。前モデルはEP-883Aで、発売は2020年。短い期間でのモデルチェンジということもあり、性能的な違いはほとんどありません。

【参考】
EP-884A

前モデルや類似モデルと比較したEP-884Aの特徴

・6色インク搭載で高画質なプリントが可能
今回発売された3機種は、全て6色インクを搭載した写真画質に優れた製品です。ブラックとシアン・マゼンタ・イエローの3色のカラーインクに加えて、ライトシアン・ライトマゼンタを搭載しているので、空の青や肌の微妙な色合いも繊細に表現できます。

・印刷コストが安く印刷スピードも速い
エコタンク搭載モデルのEW-M873Tの場合、A4カラー文書の印刷コストは約1.8円です。さすがにこれにはおよびませんが、EP-884Aの印刷コストは、増量インク使用時で約13.2円です。今回発売された3機種では、もっとも印刷コストに優れた製品です。印刷スピードは、L判写真で約13秒、EP-982A3やEP-814Aと並んでカラリオシリーズの最速プリンターです。

・コンパクトサイズでカラーバリエーションも3色
EP-884Aは、349×340×142mmのコンパクトなサイズも特徴です。ホワイトのほかにブラックとレッドの計3色がラインナップされていて、部屋の雰囲気や好みに合わせた色が選べます。

EP-884Aの仕様

●価格
参考:3万800円(税込み・Amazon 22/5/23現在)

●ランニングコスト
L判写真:約22.7円
A4カラー文書:約13.2円
※写真はインク・用紙の合計コスト、文書はインクコスト、ともに増量インク使用時

●対応カートリッジ
KAM-BK ブラック
KAM-C シアン
KAM-M マゼンタ
KAM-Y イエロー
KAM-LC ライトシアン
KAM-LM ライトマゼンタ
KAM-BK-L ブラック増量タイプ
KAM-C-L シアン増量タイプ
KAM-M-L マゼンタ増量タイプ
KAM-Y-L イエロー増量タイプ
KAM-LC-L ライトシアン増量タイプ
KAM-LM-L ライトマゼンタ増量タイプ

※各約600円~、増量タイプ各約1200円~(Amazon 22/5/23現在)

使い勝手が良く高コスパのプリンター「EP-814A」

高コスパのプリンター「EP-814A」

EP-814Aの前モデルはEP-813Aです。2020年発売で、前モデルからの性能的な変更はありません。今回発売された3機種でちょうど中間の価格で、性能的にも3機種の中間といえる製品です。印刷コストは上位モデルのEP-884Aにやや劣りますが、印刷スピードは同等で使い勝手の良い製品です。印刷枚数が少ない人には、コスパが良い製品となっています。

【参考】
EP-814A

前モデルや類似モデルと比較したEP-814Aの特徴

・高速印刷が可能な高画質のプリンター
EP-814Aは、上位モデルのEP-884Aと同等のL判写真を約13秒で印刷できる高速プリンターです。カラリオシリーズで同等の印刷スピードがあるのは、この2機種の他にはEP-982A3のみです。6色インク搭載で高画質の写真が楽しめます。

・前面の2段給紙トレイと背面トレイで便利に使える
EP-814Aには、前面に2段トレイが搭載されています。下トレイに大きめの用紙、上トレイに小さめの用紙がセットできるので、A4用紙とハガキをセットしておくといった使い方ができます。背面トレイには用紙1枚しかセットできませんが、0.6mm厚の紙まで印刷でき、用紙対応力が高くなっています。

・増量インクには非対応で印刷コストは高め
EP-814Aは、対応する増量インクのカートリッジが販売されていません。そのため印刷コストは高めで、カラリオシリーズのエントリーモデルであるEW-452AやEW-052Aよりも印刷コストが高くなっています。これはEP-814Aの欠点といえます。

EP-814Aの仕様

●価格
参考:2万5500円(税込み・Amazon 22/5/23現在)

●ランニングコスト
L判写真:約32.5円
A4カラー文書:約18.8円
※写真はインク・用紙の合計コスト、文書はインクコスト

●対応カートリッジ
SAT-BK ブラック
SAT-C シアン
SAT-M マゼンタ
SAT-Y イエロー
SAT-LC ライトシアン
SAT-LM ライトマゼンタ

※各約900円~(Amazon 22/5/23現在)

価格を抑えた高画質プリンター「EP-714A」

価格を抑えた高画質プリンター「EP-714A」

新作プリンター3機種の中で、もっとも低価格の製品です。Amazon実売価格1万9500円(22/5/23現在)ながら6色インク対応で、高画質で写真を印刷できます。本体価格を抑えつつ、写真画質にはこだわりたいという人におすすめの製品です。前モデルはEP-713Aで、ほかの新作プリンターと同様に性能の違いはなく、マイナーチェンジに留まっています。

【参考】
EP-714A

前モデルや類似モデルと比較したEP-714Aの特徴

・本体価格が安い6色インクのプリンター
EP-714Aは、ほかの新作プリンターと同様に、基本となる4色にライトシアン・ライトマゼンタを加えた6色インクを採用しています。中間色を含めたインクの色数が多いプリンターは高価な場合がありますが、本製品は実売価格2万円を切る高画質プリンターです。

・スマホ対応で手軽に使える
新作プリンターのなかでもっとも低価格のEP-714Aですが、ホームプリンターとしての機能は充実しています。パソコンを使用しない家庭でも、スマホから簡単に写真がプリントでき、初期セットアップも専用アプリの指示に従うだけの手軽さです。

・前面給紙採用で狭い場所にも設置しやすい
EP-714Aのサイズは390×338×163mmと、ほかの2機種よりも大きなサイズですが、それでも十分コンパクトといえるサイズのプリンターです。ほかの2機種と違って背面トレイがないので、本体後方のスペースを大きく取る必要がありません。ただし、トレイが前面1段のみなので、サイズが違う用紙にプリントするときは、いちいちトレイの中の用紙を交換する必要があるのが欠点です。

EP-714Aの仕様

●価格
参考:1万9500円(税込み・Amazon 22/5/23現在)

●ランニングコスト
L判写真:約32.5円
A4カラー文書:約18.8円
※写真はインク・用紙の合計コスト、文書はインクコスト

●対応カートリッジ
SAT-BK ブラック
SAT-C シアン
SAT-M マゼンタ
SAT-Y イエロー
SAT-LC ライトシアン
SAT-LM ライトマゼンタ

※約900円~(Amazon 22/5/23現在)

エプソン最新プリンター3機種のスペック比較表

製品名 EP-884A EP-814A EP-714A
発売年 2022年 2022年 2022年
参考価格 3万800円 2万5500円 1万9500円
本体サイズ
(幅×奥行×高さmm)
349×340×142 390×339×141 390×338×163
印刷速度
(L版写真)
約13秒 約13秒 約17秒
印刷解像度
(dpi)
5760×1440 5760×1440 5760×1440
Wi-Fi
自動両面
印刷
×
最大用紙
サイズ
リーガル リーガル リーガル
最大給紙
枚数
101枚 101枚 100枚
印刷
コスト
(L版写真)
約22.7円 約32.5円 約32.5円
印刷
コスト
(A4カラー文書)
約13.2円 約18.8円 約18.8円

***
エプソンの新作プリンターを比較しつつご紹介しました。コンパクトで高性能のEP-884A、低価格のEP-714A、価格も性能も2機種の中間にあたるEP-814Aと、予算や求める性能に合わせて選べる3機種がラインナップされています。

いずれも6色インクを搭載した高画質プリンターであることが、共通した特徴となっています。本記事を参考に、自分に合った製品を選んでください。

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