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高級感と加工性を両立する進化系キャストコート紙 ― パッケージの“顔”を彩る新素材「エスプリKJ」の魅力 ―

1. 高級パッケージに求められる紙とは?

化粧品や雑貨、洋菓子など、贈答性や美しさが重視される商品のパッケージにおいて、「どの紙を選ぶか」はその印象を大きく左右するポイントのひとつです。

商品を手に取ったとき、まず目に触れるのはパッケージ。特に箱ものでは、表面の光沢感や手触りがそのままブランドの「世界観」や「品質イメージ」に直結します。

こうした中で、キャストコート紙は、光沢や発色に優れた印刷面と、ある程度の厚み・強度を併せ持つことから、高級感と実用性を両立する素材として広く用いられてきました。


2. 「エスプリK」の後継として登場 ― 新製品「エスプリKJ」とは

そんなキャストコート紙の中でも、長年にわたり多くの現場で活用されてきたのが「エスプリK」シリーズ。その後継製品として登場したのが、今回ご紹介する「エスプリKJ」です。

▶ 特徴的な点:

  • キャストコート紙特有の光沢と滑らかな肌合い

  • 紙のコシや厚みがあり、製函・加工に適している

  • パッケージ用途を前提としたベース構造

  • 従来品よりもさらに安定した品質管理・製造体制

つまり、「エスプリKJ」は“印刷・加工・演出”のすべてにおいて、ワンランク上の表現を可能にする新しい選択肢といえそうです。

👉 商品ページはこちら
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat540/004-3704C


3. 滑らかな光沢感で、パッケージに「上質な印象」をプラス

「エスプリKJ」の最大の魅力は、鏡面のように美しく、かつ滑らかな光沢感

以下のような効果が期待されます:

  • 商品ロゴや写真などの印刷が鮮やかに映える

  • 光を反射し、手に取ったときの“特別感”を演出できる

  • 化粧品やプレミアムスイーツのような高級感を表現しやすい

一般的なマット系やコート系の紙と比べて、「視覚効果による印象づけ」の面で優位性があり、店舗棚やPOPの中でも目立ちやすく、印象に残りやすいという傾向があります。


4. 製函や立体加工に配慮された設計

見た目だけでなく、「加工性」も重要な評価ポイントとなるパッケージ資材。とくに箱やパネル、立体ディスプレイといったアイテムを製作する際には、以下のように加工のしやすさが求められます。

  • スジ押し・折り曲げで割れにくい

  • トムソン抜きなどの打ち抜き加工にも適応しやすい

  • 糊付き、両面テープによる貼り合わせとの相性がよい

「エスプリKJ」は、これらの要求に応えるべく、コート層とベース紙のバランスが最適化されており、紙割れや裂けなどのトラブルが起きにくい構造となっています。

そのため、量産時の安定性が高く、設計意図どおりの形状を実現しやすいというのも特徴のひとつです。


5. こんなシーンにおすすめ!エスプリKJの活用事例

実際の活用シーンとしては、以下のようなアイテムへの展開が期待されています。

● 化粧品やスキンケア商品の箱

  • ロゴやブランドカラーの鮮やかさが映え、視認性も高い

  • 鏡面仕上げが高級イメージを後押し

● チョコレート・焼き菓子・和菓子のギフトパッケージ

  • 贈答品にふさわしい「丁寧な仕立て感」を表現

  • 商品保護と演出を両立した設計が可能

● 雑貨・アパレル系の小物用化粧箱

  • 店頭什器・オンライン販売問わず、ブランディングツールとして機能

  • タグ・POPなどの付属資材とも組み合わせやすい

このように、「エスプリKJ」は高級感のある商品を際立たせる演出素材として、さまざまなブランド・業界での活用が期待できます。


6. まとめ ― ブランドの“価値”を紙で伝えるために

パッケージは、商品そのものの品質だけでなく、その世界観・想い・ストーリーを伝える大切なメディアです。

「エスプリKJ」は、単なる印刷用紙ではなく、「ブランドの顔」としての役割を担う素材として設計されています。視覚的な高級感、滑らかな質感、そして優れた加工性は、どんなアイテムにも“格”を添える力を持っています。

商品やブランドの価値を、紙という素材を通して丁寧に表現したいとお考えの方に、ぜひご検討いただきたい新製品です。


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👉 https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat540/004-3704C