紙のコラム

iCloudとDropboxどっちがおすすめ?それぞれのメリットを比較

PCとタブレット端末

高解像度の画像や動画など容量の大きいデータを扱うことが増えた昨今、クラウドストレージは私たちの生活に身近なものになりました。しかし、どのサービスが自分に合っているのかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、代表的な2つのクラウドストレージiCloudDropboxを比較し、それぞれのサービスの特徴や、どのような方に向いているかなどを解説します。

クラウドストレージは、インターネット上にデータをアップロードして利用できるサービスです。場所を選ばずアクセスできるため、自宅で途中まで行った仕事を職場で仕上げるといったシームレスな作業が可能にします。

また、ストレージ容量の限られたデバイスからデータを移すことで、デバイスの空き容量を増やせるメリットもあります。

iCloudは、Apple 社製品に組み込まれているApple独自のクラウドストレージです。使用にはApple IDが必須なだけに、Appleユーザーであれば一番身近なストレージサービスと言えるでしょう。Appleユーザーなら、自動的にデバイス内の写真やメモなどがアップロードされ、Appleデバイス間での同期や共有も容易です。

Dropboxは、オンライン上でファイルを共有できるクラウドストレージです。OSや端末に左右されず、複数のデバイスで使用できます。さらに、複数のデータを一度に送信できることなどから、ビジネスの現場で多く利用されています。

iCloudとDropbox、それぞれの良さは?

タブレット端末を見る女性 ここからは、具体的なサービス内容を比較しながらそれぞれの特徴を見ていきます。まずは、コスト面を比較します。

iCloudは、無料で5GBのストレージを利用できますが、それを超えると有料のiCloud+への加入が必要となります。低容量のプランであれば比較的安価に使用できる一方、大容量のストレージが必要になる場合、Dropboxと比べると割高な印象です。

iCloud比較表

Dropboxは、2GBまで無料で使用できます。プランによって価格や使用できるストレージ容量、一つのアカウントで使用できるユーザーの数が変わります。ビジネスの都合で、数人のユーザーで大容量のデータをやり取りする場合は、ビジネス向けのプランを選択するとよいでしょう。

Dropbox比較表

次に、ファイル共有のしやすさについて比較します。iCloudではアカウントを持っているユーザーとのみファイルを共有できます。また、一度に複数のファイルを同時に共有することはできません。

Dropboxは、一度に複数のファイルを共有可能です。また、ファイルのリンクを共有できるほか、アカウントを持っていないユーザーとも共有が可能です。ファイル共有についてはDropboxの方がフレキシブルに使用できると言えます。

セキュリティ対策はどうでしょうか? Appleでは2ファクタ認証と独自の暗号化でユーザデータが保護され、安全性が確保されています。
Dropboxにおいても、2段階認証と強力な暗号化で保護され、クラウド内のデータにはアクセスできないようになっています。どちらも、強固なセキュリティ対策が行われているようです。

結局、どっちを使えばいいの?

会議をする人

2つのクラウドストレージの特徴をご紹介しましたが、それぞれのサービスにはどんな方が向いているのでしょうか?

iCloudは、Appleデバイスを使用している方が、とくに使いやすい設計となっています。Appleデバイスを所有し、写真やメモなどのデータを自動的にバックアップしたい、異なるAppleデバイスでデータを確認したい方は、iCloudを選ぶとよいでしょう。

Dropboxは、OSや端末に左右されず使用できる点がメリットです。ビジネスで一度に複数のデータをやり取りしたい場合や、大容量のストレージを安価に使用したい場合はDropboxの使用を検討しましょう。

目的に合ったクラウドストレージを選んで、賢く使いこなしてみてください。

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