紙のブログ

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印刷ネタ

活版印刷機の説明

こんにちは、松本洋紙店です。
以前、紹介した活版印刷(かっぱんいんさつ)を覚えていますか?

活版印刷(かっぱんいんさつ)とは、活版(活字を組み合わせて作った版)で印刷することです。

今回は松本洋紙店が印刷に使っている活版印刷機をご紹介いたします!(少し散らかっているのは割愛ください・・)

活版印刷機の全体像

松本洋紙店で使っている機械はこちら。
左手には長いレバー、中心にはインクディスクと呼ばれる円形の金属、その下の鉄板箇所に活版をセットします。下部には2本のローラー、一番手前のベージュの板のところに紙をセットします。この状態はピンクのインクを円盤に塗り、レバーを動かすことによりローラーが円盤のインクを均等に混ぜた後の状態です。

活版印刷機の側面

機械仕掛けで、昔の置き時計や壁掛け時計を思い出します。
薄茶色の板には、よく見ると「たまねぎ君」が印刷されています。その場所に印刷したい紙をセットします。


↑大人気のたまねぎ君。

活版印刷機のインクディスク

これは均等にピンクのインクで塗られている状態で、手順としてはインクディスクにインクを塗り、レバーを上げ下げすることにより、ローラー部分がインクディスク箇所のインクを混ぜ合わせられます。その際にインクディスク自体も右回りで回るのでより均一にインクが伸びます。

活版印刷機のローラー部分

このローラーはレバーを押すことにより、上下に動きます。
活版をセットしていない際は、インクディスクのみを。活版をセットした際はインクディスクでインクを練り、活版に塗りつける役割をします。

活版印刷機で作ったメッセージカード

この愛すべき活版印刷機を使って作った手作りメッセージカードがこちら!
この大切な人へ想いを伝えるメッセージカードは一枚一枚、松本洋紙店のスタッフが丹念こめて印刷しています。
もし興味を持っていただけたなら、ぜひ活版印刷メッセージカードで感謝の気持ちを伝えてみませんか?
印刷技法をきっかけに、ちょっとでも会話が弾んだり、ちょっとでも相手の記憶に残ったらいいな。そんな想いで印刷をしています。

活版印刷メッセージカードはこちら

商品に添えたり、お礼状として、また一筆箋のように等々、さまざまな用途にお使いいただけます。
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