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【2万円以下でも大満足!】プリンターどれを買えばいいの?おすすめプリンター6機種を比較(格安プリンター編)

【2万円以下でも大満足!】プリンターどれを買えばいいの?おすすめプリンター6機種を比較(格安プリンター編)

プリンターに限らずですが、家電を購入するときは、まずおおよその予算を決めて、その範囲内で選ぶ人も多いのではないでしょうか。しかし、「安物買いの銭失い」という言葉があるように、価格だけ重視して製品選びをすると、後悔することにもなりかねません。

この記事では、2万円以下のプリンターに絞って、買って後悔しないモデルをご紹介します。格安で満足度の高いプリンターを探している人は、参考にしてください。

後悔しない格安プリンターの選び方とは?

プリンターもほかの家電と同様に、高価格であるほど高性能になります。高価なハイエンドモデルは多機能な製品も多く、コピーや厚紙印刷などさまざまな用途に便利に使えます。しかし、たくさんの機能があっても、十分に使いこなせないなら意味がありません。

一方、格安のプリンターは、高価格帯のプリンターと違って、1つの役割しか持たない製品が多いです。逆に言えば、自分が必要な機能を持っている製品であれば、多機能ではなくても満足できるプリンターになり得るということです。

格安のプリンターを購入するときは、自分の用途に合ったものを選ぶことが最大のポイントです。それぞれのプリンターの特徴を把握して、自分に合った製品を選びましょう。

2万円以下で買える!おすすめプリンター6選

①コンパクトで安い複合機 エプソン「EW-052A」

コンパクトで安い複合機 エプソン「EW-052A」
印刷機能のみの安いプリンターもありますが、コピーやスキャンも自宅で行いたいという人は、やはり複合機を選ぶべきです。エプソンのEW-052Aは、コンパクトなサイズの複合機で、家のどこにでも置きやすい製品です。

【参考】
EPSON EW-052A

EW-052Aの特徴

・コンパクトなサイズでどこにでも置ける
本製品のサイズは、収納時幅390×奥行300×高さ146mmでかなりコンパクトです。多少丸みのある柔らかなデザインで、リビングなどに置いても調和します。

・コピーもスキャンもできる複合機
実売価格が1万円を切る製品でありながら、コピーもスキャンもできる複合機です。仕事で書類のデータを読み取ったり、年賀状に使う絵を取り込んだりと便利に使えます。

・4色が独立したインクカートリッジを採用
低価格帯のプリンターには一体型のインクカートリッジが使用されている場合もありますが、本製品は独立型です。なくなったインクだけを交換できるので経済的です。

EW-052Aの仕様

●価格
参考:7555円(税込み・Amazon 21/12/20現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約14.5円

●対応カートリッジ
MUG-BK ブラック
MUG-C シアン
MUG-M マゼンタ
MUG-Y イエロー
※ブラック約1700円~、カラー各約700円~(Amazon 21/12/20現在)

②写真印刷がキレイな単機能プリンター エプソン「EP-306」

写真印刷がキレイな単機能プリンター エプソン「EP-306」
コピーやスキャンは、家庭ではあまり使わない場合もあります。このような場合は、印刷機能のみの単機能プリンターが価格も安くおすすめです。EP-306は、2万円を切る価格でも上位機種並みの6色インクを採用していて、写真がキレイに印刷できる格安プリンターです。

【参考】
EPSON EP-306

EP-306の特徴

・滑らかなグラデーション表現が可能な6色インク採用
本製品には基本となるブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に、ライトシアン、ライトマゼンタを加えた6色インクが採用されています。肌や空を滑らかなグラデーションで印刷できます。

・L判写真が14秒で印刷できる高速プリント
低価格帯のプリンターには印刷速度が遅いものもありますが、本製品はL判写真を14秒で印刷できます。高画質なだけでなく、高速のプリンターです。

・スマホにもしっかり対応
写真印刷をプリンター購入の目的とする人は、スマホで撮った写真を印刷したいニーズも多いのではないでしょうか。本製品は無料アプリ「Epson iPrint」を使ってスマホで撮った写真やクラウドに保存した写真を簡単にプリントできます。

EP-306の仕様

●価格
参考:1万7279円(税込み・Amazon 21/12/20現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約12.9円(増量タイプ使用時)

●対応カートリッジ
ICBK70 ブラック
ICC70 シアン
ICM70 マゼンタ
ICY70 イエロー
ICLC70 ライトシアン
ICLM70 ライトマゼンタ
ICBK70L ブラック 増量タイプ
ICC70L シアン 増量タイプ
ICM70L マゼンタ 増量タイプ
ICY70L イエロー 増量タイプ
ICLC70L ライトシアン 増量タイプ
ICLM70L ライトマゼンタ 増量タイプ
※標準タイプ各約600円~、増量タイプ各約900円~(Amazon 21/12/20現在)

③プリンターの使用頻度が低い人にも便利なキヤノン「TS3330」

プリンターの使用頻度が低い人にも便利なキヤノン「TS3330」
年賀状印刷がメインという人のように、ふだんは使わないけれどプリンターが無いと不便という人はけっこういるのではないでしょうか。こういったケースは、TS3330のような一体型インクカードリッジを採用したプリンターが便利です。

【参考】
Canon TS3330

TS3330の特徴

・プリントヘッドノズルが内蔵された一体型カードリッジを採用
本製品のインクカードリッジは、プリントヘッドノズルが内蔵された一体型です。ブラックと3色カラーの2つのカードリッジを使います。プリントヘッドノズルがカートリッジにあるので、ノズルにインクが詰まってもカートリッジを交換すれば詰まりが解消できます。インク詰まりはプリンタートラブルの中でも多いものなので、それを簡単に解消できるのは一体型のメリットです。

・ランニングコストのデメリットも無視できる?
一体型カートリッジはカラーインクが1本にまとめられているので、1色でもインクがなくなると全体を交換する必要があります。インクコストの高さは、印刷枚数が多いと大きなデメリットになりますが、少ない場合はそこまで影響せず、大きな欠点にはなりません。

・文字も写真もキレイに印刷できるハイブリッドインク
本製品は、ブラックについては顔料インク、カラーについては染料インクを採用しています。顔料インクはにじみにくくて文字印刷に強く、染料インクは発色が良く写真印刷に向いています。年賀状の場合であれば、宛名はくっきりと見やすく、裏の絵や写真は美しく印刷できます。

TS3330の仕様

●価格
参考:9500円(税込み・Amazon 21/12/20現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約15.5円(大容量インク使用時)

●対応カートリッジ
BC-345 ブラック
BC-346 3色カラー
BC-345XL ブラック 大容量タイプ
BC-346XL 3色カラー 大容量タイプ
※ブラック約1700円~、3色カラー約1900円~、ブラック大容量約2500円~、3色カラー大容量2300円~(Amazon 21/12/20現在)

④ランニングコストが低い エプソン「PX-S160T」

ランニングコストが低い エプソン「PX-S160T」
一般的にエコタンク搭載のプリンターは、ランニングコストが低い一方、本体価格が高いのが難点です。しかし、こちらのPX-S160Tはモノクロ印刷のみという単機能プリンターということもあり、なんと2万円を切る価格で購入できます。写真印刷には向きませんし、コピーやスキャンもできませんが、文書を多量に印刷したいならピッタリの製品です。

【参考】
EPSON PX-S160T

PX-S160Tの特徴

・A4文書1枚当たり0.4円の低ランニングコスト
本製品のランニングコストは約0.4円で、極めて低コストです。インクボトル1本で約6000枚の印刷ができるので、インク補充の手間も少なく便利に使えます。

・印刷スピードが速い
本製品は、毎分15枚の印刷スピードで、ファーストプリント約9秒の高速で印刷できるプリンターでもあります。印刷スピードが速いので、業務の効率もアップします。

・コンパクトサイズで置き場所に困らない
本製品のサイズは、使用時で幅435×奥行530×高さ296mm、収納時は幅435×奥行267×高さ148mmです。コンパクトなサイズなので、テレワークで家庭で使用する場合でも置き場所に困りません。

PX-S160Tの仕様

●価格
参考:1万7800円(税込み・Amazon 21/12/20現在)

●ランニングコスト
A4モノクロ文書:約0.4円

●対応インクボトル
KSU-BK-L ブラック
※約1600円~(Amazon 21/12/20現在)

⑤小規模オフィスには十分な性能のビジネスインクジェット キヤノン「MB2130」

小規模オフィスには十分な性能のビジネスインクジェット キヤノン「MB2130」
MB2130は、ビジネスインクジェットと呼ばれるカテゴリーの製品です。ビジネスプリンターに求められるコストの安さや印刷スピードの速さを備えているのに、本体価格が安いというコスパのいい製品です。さらに、コピーやスキャン機能もついた複合機である点もビジネス向きです。

【参考】
Canon MB2130

MB2130の特徴

・A4カラー文書約9.8円の低コスト印刷
本製品は、カラー約9.8円、モノクロ約3.4円の低コストで印刷が可能です。先ほどご紹介したエコタンク搭載モデルには劣りますが、一般的な家庭用プリンターと比較すれば、かなりの低コストです。

・印刷スピードが速く自動両面印刷も可能
印刷スピードは、A4文書で毎分13枚の速さです。モノクロの場合は毎分19枚印刷できます。自動両面プリントも可能で、両面印刷をしてもカラー毎分8.5枚、モノクロ12枚のスピードです。ファーストプリントも、カラー約7秒、モノクロ約6秒の速さなので、印刷待ちの時間を短縮できます。

・カラーインクジェットは写真もキレイ
写真印刷をメインとしている家庭用の上位モデルにはおよびませんが、インクジェットプリンターである本製品は、一般的なレーザープリンターよりもキレイに写真を印刷できます。写真入りの資料や、配布チラシの印刷に力を発揮します。

MB2130の仕様

●価格
参考:1万5855円(税込み・Amazon 21/12/20現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約9.8円(大容量インク使用時)
A4モノクロ文書:約3.4円(大容量インク使用時)

●対応カートリッジ
PGI-1300BK ブラック
PGI-1300C シアン
PGI-1300M マゼンタ
PGI-1300Y イエロー
PGI-1300XLBK ブラック 大容量サイズ
PGI-1300XLC シアン 大容量サイズ
PGI-1300XLM マゼンタ 大容量サイズ
PGI-1300XLY イエロー 大容量サイズ
※ブラック約1500円~、カラー各約1000円~、ブラック大容量約3200円~、カラー大容量各約1600円~(Amazon・楽天市場 21/12/20現在)

⑥印刷が早いモノクロレーザープリンター ブラザー「HL-L2375DW」

印刷が早いモノクロレーザープリンター ブラザー「HL-L2375DW」
ここまでにご紹介してきたプリンターはインクジェットですが、HL-L2375DWはレーザープリンターです。レーザープリンターは給紙枚数に優れ、ビジネスで使われることが多いモデルです。家庭用に多いインクジェットプリンターよりも、本体価格が高めのものが多いのですが、本製品はモノクロ専用ということもあり、2万円以下で買えます。

【参考】
brother HL-L2375DW

HL-L2375DWの特徴

・毎分34枚の高速プリント
これまでレーザープリンターは、インクジェットよりも印刷スピードが速いとされてきました。しかし、インクジェットの進歩によって、その差は小さくなりました。それでも本製品は、今回ご紹介している中で最速のプリンターです。毎分34枚の印刷が可能です。

・1枚約3.3円の低い印刷コスト
本製品はモノクロ印刷のみ可能で、印刷コストは約3.3円です。トナーカートリッジとドラムユニットが別に交換できる分離型で、ドラムユニットを含めたトータルコストは約4.2円になります。社内で使う資料で印刷クオリティを下げていいなら、トナーをセーブした印刷も可能で、さらにコストを下げられます。

・用紙にかかるコストを下げる自動両面プリントとページレイアウト機能
本製品は、自動両面プリント対応です。複数のページを1枚にレイアウトして用紙を減らすページレイアウト機能も搭載しているので、用紙にかかるコストを削減できます。

HL-L2375DWの仕様

●価格
参考:1万7300円(税込み・Amazon 21/12/20現在)

●ランニングコスト
モノクロA4文書:約3.3円

●対応トナーカートリッジ/ドラムユニット
TN-29J トナーカートリッジ ブラック
DR-24J ドラムユニット
※トナーカートリッジ約8500円~、ドラムユニット約8100円(Amazon 21/12/20現在)

格安プリンター6機種のスペック比較表

製品名 ①EW-052A
(エプソン)
②EP-306
(エプソン)
③TS3330
(キヤノン)
④PX-S160T
(エプソン)
⑤MB2130
(キヤノン)
⑥HL-L2375DW
(ブラザー)
発売年 2019年 2013年 2020年 2016年 2016年 2018年
参考価格 7555円 1万7279円 9500円 1万7800円 1万6873円 1万7300円
本体
サイズ
(幅×奥行×高さ㎜)
390
×
300
×
146
390
×
338
×
141
435
×
316
×
145
435
×
267
×
148
463
×
389
×
260
356
×
360
×
183
カラー印刷速度
(L判写真)
74秒 14秒 52秒
カラー
印刷速度
(A4文書 毎分)
13枚
モノクロ
印刷速度
(A4文書 毎分)
15枚 19枚 34枚
印刷解像度(dpi) 5760
×
1440
5760
×
1440
4800
×
1200
1440
×
720
1200
×
600
1200
×
1200
Wi-Fi
自動両面
印刷
× × ×
最大用紙
サイズ
リーガル A4 A4 リーガル リーガル A4
最大給紙
枚数
50枚 100枚 60枚 100枚 250枚 251枚
カラー
印刷コスト
(A4文書)
約14.5円 約12.9円 約15.5円 約9.8円
モノクロ
印刷コスト
(A4文書)
約0.4円 約3.4円 約3.3円

今回は2万円以下で買える格安のプリンターをご紹介しました。予算が2万円以下だと、多くの機能を持った高機能型のモデルは購入できませんが、自分に必要な機能に絞れば十分に満足できる製品が購入できます。

本記事を参考に、自分に合ったプリンターを探してみてください。

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