みなさん、ちゃんとよく眠れていますか?
“睡眠”は、翌日の学業や仕事のパフォーマンスに大きく影響します。睡眠不足や浅い眠りが続くと、体調不良だけではなく、集中力や判断力の低下も引き起こすのです。
良質な睡眠には、快適な寝具が欠かせません。しかし、実は「真っ白な色は眠りが浅くなる」と言われていることを知っていますか? シーツを始め、寝具に使われるがちな白色ですが、真っ白すぎるものは照明の光を反射してまぶしさを感じやすく、興奮や緊張感によって眠りが浅くなるそうです。
では、良質な睡眠には何色の寝具がいいのでしょうか?
おすすめは、青色や水色などの寒色系です。寒色系は「鎮静色」と呼ばれ、興奮した心や体を落ち着かせる効果があります。副交感神経に作用して体温や脈拍を下げ、リラックスした深い眠りに導きます。涼しさも感じさせてくれるので、夏の暑い季節にもおすすめです。
ベージュやブラウンなどのナチュラルカラーは、暖かみがあり気持ちを落ち着かせます。木や土など自然を連想させる色だけに、リラックスしやすいのではないでしょうか。
白系の寝具を使いたい場合は、真っ白ではなくベージュやアイボリー、生成りなどがおすすめです。部屋を明るく見せつつ、快適な睡眠も期待できます。
癒し効果が高いと言われているのは緑色です。草や森などを思わせる緑は、リラックスとリフレッシュ効果があり、心地よい眠りが期待できるでしょう。
その他にも、パステルカラーのような淡い色は、柔らかさや優しさを感じられ、リラックスできます。イエロー、パープル、オレンジなど、さまざまな色が選べます。
逆に、安眠を妨げるおすすめできない色は、赤や黒などのビビッドなカラーです。鮮やかな色は脳が緊張したり、気持ちを興奮させたりと睡眠には適していません。
以上、寝具におすすめの色の紹介でした。快適な睡眠の参考にしてみてください。