ジメジメする梅雨のシーズンは、肌もべたつきがちです。湿度が高く乾燥していないからとスキンケアを怠ると、それが肌荒れの原因となってしまうことも…。汗をかきやすく、化粧崩れが気になる季節でもあります。
この記事では、そんな高温多湿な梅雨の時期におすすめの肌ケアのポイントを紹介していきます。
梅雨の時期の肌の状態と対策法
高温多湿になると、皮脂の分泌量が増加します。さらに気温の上昇に伴い、皮膚の温度も上がるので、汗もかきやすくなります。さらに6月~8月は、シワやシミの原因となる紫外線も強い時期です。雨や曇りだと思って油断すると、日焼けしてしまうでしょう。エアコンを使う機会も増えるので、肌も乾燥しやすくなっています。
そんな肌トラブルが起こりやすい時期に最適な、スキンケアのポイントを3つ解説します。
① 皮脂と汗を抑えてさらさら肌に
皮脂とは、毛穴の中の皮脂腺から分泌される油脂状の物質で、皮膚の角質層に存在しています。この皮脂が汗と混ざって皮脂膜を形成し、皮膚表面を覆っているのです。この皮脂膜の役割は、外的ダメージから皮膚を守り、肌からの水分蒸発を抑えること。つまり正常な皮脂量は、健やかな肌にとても大切なことなのです。
しかし、高温多湿で皮脂量が増加してしまうと、ニキビなどの肌荒れ、毛穴の開きや黒ずみなどのトラブルにつながる可能性も…。とくに皮脂量が多い額から鼻にかけたTゾーンは、化粧崩れが起きやすくなってしまいます。
そこで皮脂を適度な量に保つため、皮脂の出入り口となる毛穴を引き締め、過剰な皮脂分泌を抑えてくれる「収れん化粧水」がおすすめです。
② 皮脂や汗で崩れにくい紫外線対策
紫外線が強い時期は、紫外線対策が必須です。しかし、皮脂や汗でくずれやすくなっているこの時期。くずれた隙に紫外線ダメージを受けたということにならないよう、肌にしっかりとフィットしてくずれにくい日焼け止めやベースメイクを選ぶことが大切です。
③ベタベタしない保湿ケアで乾燥に負けない肌に
高温多湿という気候、そして冷房による乾燥で皮脂量が増加するこの季節。一見肌がうるおっていると思われがちですが、肌内部まで保湿されているわけではありません。ここで保湿を怠ってしまうと、インナードライが進み、ニキビや毛穴の詰まり、乾燥による肌トラブルなどを引き起こす可能性があります。
ベタついている乾燥肌におすすめのスキンケアは、さっぱりとしたテクスチャーの化粧水や乳液を使った保湿ケアです。肌の水分と油分のバランスを整えることで、適度な皮脂量でうるおいのある肌を保てます。
ここまでに解説したポイントを踏まえ、梅雨時に使いたいおすすめの化粧品を4つご紹介します。
皮脂を抑えるおすすめ収れん化粧水
資生堂 エリクシール ホワイト トーニングローション(医学部外品)(税込4,400円)

毛穴を引きしめ、クリアでみずみずしい肌に導いてくれる化粧水。余分な皮脂を吸着するパウダーが、ベタつきや化粧崩れを防ぎます。
くずれにくいおすすめ化粧下地
花王 プリマヴィスタ スキンプロテクトベース 皮脂くずれ防止 UV50 EX(税込3,080円)

皮脂と汗が気になる屋外では、テカリを防ぎサラサラな肌をキープ。一方、ドライな室内では、乾燥から肌を守り、みずみずしい感触を保つ化粧下地です。
インナードライを防ぐおすすめ化粧水&乳液
資生堂 アクアレーベル アクアローション(税込1,496円)
資生堂 アクアレーベル アクアミルク(税込1,683円)


うるおい水をまとったキシリトールが、肌に浸透。肌にベタっと残らずサラサラとしているのに、肌内部はしっかりとうるおう肌へと導いてくれる化粧水と乳液です。
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ジメジメとした天気が続く梅雨のシーズン。少しでも快適に過ごせるよう、肌をサラサラの状態に保ってくれるスキンケアを取り入れてはいかがでしょうか? ぜひ試してみてください。
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