仕事や勉強をしている最中に、頭が働かなくなったり、文字を読んでいるのに内容が頭に入ってこなかったり…。そんなふうに集中力が切れてしまった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
人間の集中力は、長い時間、持続できません。無理に作業を続けても効率が下がり、かえってミスが増えてしまいます。大切なのは、集中力が切れたサインを見逃さず、上手にリセットすることです。
今回は、仕事や勉強中に集中力が途切れてしまったときに、効率よく頭と気持ちを切り替えるためのおすすめのリセット術や習慣について詳しく解説します。
集中力の限界を知り、正しい休憩をとろう
そもそも、なぜ集中力は途切れてしまうのでしょうか。その大きな原因は「脳の疲労」や、座りっぱなしによる「血流の低下」にあります。
一般的に、大人の集中力が持続する時間は15分程度、長くても90分が限界と言われています。何時間も通して机に向かうのは、実は効率がよくありません。集中力を維持するためには、気合いに頼らず、意図的に小休止を挟みましょう。
1)時間を区切る工夫
25分作業して、5分休憩するといったサイクルを繰り返す「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる時間管理術は、脳を過度に疲れさせず、集中力をキープするのに有効です。

2)休憩中はスマホから離れる
休憩中にスマートフォンでSNSなどを見てしまうと、脳は次々と新しい情報を処理し始めて休まりません。休憩時はデジタルデバイスから目を離し、脳を休ませましょう。
集中力が途切れたと感じたら、焦らずに一度作業の手を止めてみましょう。休むことも仕事・勉強の一部ととらえることで、結果的に生産性が高まります。
すぐに実践できる!おすすめの集中力リセット術
では、具体的にどのように気持ちをリセットすればよいのでしょうか。すぐに試せる、おすすめの習慣をいくつか紹介します。
1)軽いストレッチをして体を動かす

ずっと同じ姿勢で座っていると血流がとどこおり、脳に十分な酸素が行き渡らなくなります。立ち上がって背伸びをしたり、首や肩を回したり、少し歩き回ったりするだけでも血流がよくなり、頭がスッキリします。
2)作業する場所(環境)を変える
自分のデスクだけで作業をしていると、どうしても行き詰まりやすくなります。そんな時は、リビングやカフェ、オフィスのフリースペースなどへ移動してみるのも効果的です。視覚的な情報が変わることで、脳に新しい刺激が入り、気分を一新できます。
3)15分程度の仮眠(パワーナップ)をとる
どうしても眠気や疲れがとれない場合は、思い切って短い仮眠をとると効果的です。15分〜20分程度の仮眠は「パワーナップ」と呼ばれ、脳の疲労を回復させます。ただし、30分以上寝てしまうと起きた後にだるさが残るため、時間は厳守しましょう。寝る前にコーヒーなどのカフェインをとっておくことで、スッキリ目覚めやすくなります。
4)水分や糖分を補給する
脳が働くためにはエネルギーが必要です。常温の水で水分補給を行い、チョコレートやラムネなどで適度な糖分を摂取して、脳に栄養を届けましょう。ブドウ糖を含むものがおすすめです。

こうしたリセット術には、それぞれ異なる効果があります。その時の自分の疲れ具合や環境に合わせて使い分けましょう。
集中力が切れた時に、無理をするのは禁物です。限界を感じたら、一度、作業から離れて、ストレッチや仮眠、場所の移動などを試してみてください。自分に合ったリセットのスイッチを見つけておくことで、仕事や勉強の効率はグッと上がります。メリハリをつけて、効率よくタスクをこなしましょう。
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