紙のブログ

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「印画紙」を使えば、自宅やオフィスで写真屋さんレベルの写真プリントができちゃうって本当!?

こんにちは、松本洋紙店です。
梅雨に入り、雨マークの日ではなくても、気持ちよくからっと晴れた青空が望めないのが、少し寂しく感じる今日この頃。青空の写真ばかりをあつめた写真集をつい眺めてしまっています。
みなさんがお住いの地域の空模様はいかがでしょうか?

写真といえば、近年では、プリンターとデジカメの普及のおかげか、ご自宅やオフィスで写真プリントをしたいという方が増えています。
先週公開した「銀塩方式とインクジェット印刷の違い」の記事で、銀塩写真のよさも味わえるインクジェットプリンター用の「印画紙」があることをちらっとご紹介していました。松本洋紙店でも取り扱いがあるこの印画紙たち、実は需要がもっとあるような気がしています。
そんなわけで今回は、ご自宅やオフィスでも気軽に写真屋さんレベルの写真プリントができてしまうインクジェットプリンター用の「印画紙」をご紹介いたします!

印画紙ってどんな紙?

印画紙(いんがし)は、おもにフィルムカメラで撮影されたフィルム画像現像のための感光材料(乳剤)を塗布した銀塩プリント用の用紙のことをさしています。
近年は、デジタル画像を高画質に出力することができるRCベースのインクジェットプリンター用写真用紙のことも「印画紙」と呼称しています。

インクジェットプリンター用印画紙の種類

松本洋紙店で取り扱っているのは、主に2種類。「印画紙」と「印画紙(絹目調)」です。

印画紙


印画紙は、表面がRC(Rasin Coating:レジンコーティング)加工の用紙で、主にプロカメラマンさんや写真屋さんが使用している写真用紙です。フォト光沢紙よりも艶やかで落ち着きのある光沢感が特徴です。厚みは0.27mmと重厚感ある厚手のものが一般的です。

印画紙(絹目調)


印画紙(絹目調)は、表面がRC(Rasin Coating:レジンコーティング)加工の用紙。同じ印画紙でも、絹目調は、光沢を抑えたキメ細かい「スムーズでサラサラした」微粒面を持っていて、落ち着き上品なしっとりとした半光沢感が特徴です。厚みは0.27mmと重厚感ある厚手のものが一般的です。
ちなみに、写真専用の印刷用紙は、ほかにもたくさんあるので、仕上がりや費用などを比較してみるのも◎
詳しくは、本ブログで以前にご紹介していたので、参考にしていただければと思います。

写真用紙を比較してみた|用紙別に仕上がりの違いを調査

「印画紙」の特長を活かして

絹目、印画紙ともに、色の発色がとても鮮やかなのが特長です。マット紙や普通紙と比べると、階調表現に優れていて、画質の再現力がずば抜けています。
デジタルカメラの写真プリント用はもちろん、写真集やアルバム制作、大判のサイズを利用した展示物の作成など、様々な用途に活用できます。
質感の違いや厚みのあるなし、両面対応のものなど、希望の用途や仕上がりに応じて最適な紙をみつけてみるのはいかがでしょうか。

鏡のような煌めきなら「印画紙」

光沢度が高い印画紙は、鏡のような透明感ある煌めきと華やかな高級感を感じさせる仕上がりとなりました。上品さよりも豪華なイメージを演出するのに最適です。
オススメ用途:展覧会、フォトコンテスト、写真集、アルバム制作

気品ある美しさなら「印画紙(絹目調)」

微光沢の印画紙絹目調は、絢爛豪華というよりも柔らかい雰囲気と落ち着きのある上品さが、しっとりとした高級感を演出できます。
オススメ用途:展覧会、フォトコンテスト、写真集、アルバム制作

参考:用紙比較

フォト光沢紙 印画紙 印画紙(絹目調) マット紙 コピー用紙
発色 x
画質 x
ツヤ x
高級感 x
気品 x

違いは一目瞭然!クオリティーを求めるなら、印画紙一択です。
しかも、インクジェットプリンター用の「印画紙」は、ご自宅やオフィスのインクジェットプリンターでお使いいただけるので、わざわざ写真屋さんにデータを持っていく必要はありません!
お気軽&高品質の写真プリント用紙「印画紙」、ぜひお試しください。
印画紙についてはこちら
印画紙(絹目調)についてはこちら
松本洋紙店では、規格サイズ以外の印画紙も取り扱っております。ぴったりのサイズをお探しの方、お気軽にご相談ください!