紙のブログ

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紙イベント情報

関東の紙すき体験ができる5つの施設をご紹介!手作り和紙を作りませんか?

こんにちは、松本洋紙店の落合です。
久しぶりに紙すきをやりたいな〜と思い、関東で紙すきができる施設を調べてみました。
色々と調べてみると、思ったよりも紙すきができる施設があり、ちょっとビックリ。
ちなみに紙漉きの施設はかなりの確率で緑に囲まれた自然豊かでゆっくりと時間が流れる素敵な場所ばかり。
ぜひ、今度の休日は自然に囲まれながら、紙すき体験をして世界にたったひとつのオリジナル和紙を作ってみませんか?

埼玉県西北部「手漉き和紙 たにの」

「手漉き和紙 たにの」は、豊かな水源に恵まれたときがわ町に工房を持ち、古くから和紙が作られてきました。主宰の谷野さんは、ユネスコ無形文化遺産に登録された「細川紙」の正会員としてこの工房を運営しています。
運営だけでなく、学校や美術館などでの和紙づくり指導や公演も精力的に取り組まれています。

手漉き和紙は、楮などの天然素材を主原料とし、職人が一枚一枚丁寧に漉き上げます。 人と自然の調和から生まれる手漉き和紙は、強靭であること、環境や人に優しいこと、そしてなにより美しい質感(texture)をもつことから、幅広い用途で皆様の生活に溶け込みます。
手漉き和紙たにの ホームページより引用

手漉き和紙たにの 紙すきのご紹介

手漉き和紙たにの ホームページはこちら

手漉き和紙たにの 紙すきの料金

●無地はがき5枚セットコース  800円 予約/詳細はこちら
●飾り付けオリジナル絵葉書5枚セットコース  1,500円 予約/詳細はこちら
●無地の短判1枚(30cm×42cm)コース  400円 予約/詳細はこちら

手漉き和紙たにの 営業案内

営業時間
ホームページからはわかりませんでしたが、
体験時間は10:00〜16:00まで選択可能でした。

手漉き和紙たにの 予約について

じゃらんからの予約が便利そうです。
手漉き和紙たにの 予約はこちら

手漉き和紙たにの 交通アクセス

住所
〒355-0362 埼玉県比企郡ときがわ町桃木42-1
電話番号
0493-59-8441
車でのアクセス
●関越自動車道「東松山IC」「鶴ヶ島IC」より 約35分
公共交通機関からのアクセス
JR八高線(明覚駅下車)徒歩15分
または町路線バス(桃木下車)徒歩3分。都幾川中学校横

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落合
落合
手漉き和紙たにのは、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和紙:日本の手漉和紙技術」のひとつである「細川紙」正会員の方主宰の工房で、紙すきを体験できます。また、主宰の谷野さんのプロフィールを見ると30歳をすぎてから紙漉き職人を目指したそう。きっと素敵な方なんだな、お会いしたいなと思いました。ぜひ年内行ってみよう!

埼玉県秩父 「東秩父村和紙の里」

東秩父和紙の里は、「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」として、平成28年にオープンした施設です。休憩はもちろんですが、その名の通り和紙漉き技術を見学・体験できます。

和紙の里は、古くから地域に伝わる木造建築技術によってつくられた8棟の和風の建物で構成されています。昔ながらの手漉き和紙の生産と紙漉体験ができる「和紙製造所」、貴重な資料を展示している「ふるさと文化伝習館」、江戸末期の紙漉農家を移築復元した「細川紙紙漉家屋」、研修や集会などに広く利用できる「研修会館」、茶室を併設した「ギャラリー」などがあり、なつかしい伝統文化に触れることができます。
東秩父村 和紙の里 ホームページより引用

ちなみに東秩父村は、ユネスコ無形文化遺産の和紙「細川紙」の産地であり、紙好きにとってとても注目すべき場所です。

東秩父村和紙の里 紙すきのご紹介

「東秩父和紙の里」では、昔ながらの手法で手漉き和紙の生産を行っています。
約1300年もの伝統と歴史ある和紙漉き体験を通して、世界で一枚の和紙が作れます。しかも15名以内であれば予約は不要とのこと。ぶらっと紙漉きにチャレンジしてみませんか?
和紙の里 ホームページはこちら
和紙の里 紙すき体験詳細はこちら (東秩父公式観光サイトへリンクします)

東秩父村和紙の里 紙すきの料金

紙漉き体験料金
●無地 1枚 280円
●模様あり(草花入り) 1枚 280円
●葉書(草花入り) 1組(10枚) 900円
●色紙(草花入り) 2枚 850円
●ミニタペストリー(草花入り) 2枚 700円

東秩父村和紙の里の営業案内

営業時間
午前9時から午後4時(体験は3時まで)
定休日
年末年始(12/28~1/3)
東秩父農産物直売所は水曜日定休日
入場見学
無料

東秩父村和紙の里の予約について

15名様以上の団体のお客様はご予約が必要です。
予約受付 0493-82-1468
受付時間/9時〜17時(体験受付は15時まで)

東秩父村和紙の里の交通アクセス

住所
〒355-0375 埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441
電話番号
0493-82-1468
車でのアクセス
●関越自動車道「嵐山小川IC」より 約15分
●関越自動車道「花園IC」より 約20分
公共交通機関からのアクセス
●東武東上線「小川町駅」よりイーグルバス「白石車庫・和紙の里行き」約15分
●東武東上線「寄居駅」よりイーグルバス「和紙の里行き」約15分
●和紙の里バス停下車、徒歩3分

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落合
落合
和紙の里は、紙すき体験を行える「和紙製造所」の他に、江戸時代末期に建てられた紙すき家屋を移築・復原した「細川紙 紙すき家屋」があり、土間に入り見学をすることができます。この家屋は、細川紙・手漉き和紙関係用具収集の一環として村が譲り受けたもので、県指定の有形民俗文化財として保存されています。

西多摩「ひので和紙」

都心から約1時間。自然豊かな日の出町は、四季折々を楽しめるところです。ひので和紙は敷地内で和紙の原料であるコウゾの栽培し、井戸の水で紙漉きを行っています。

紙は木からできている
コウゾの木を切る、皮剥き、煮て叩くといった原料作りから、紙漉きまでを体験をすることができます。また、紙は木からできていることを理解し、資源を大切にする気持ちを育むイベントも開催しています。
ひので和紙 ホームページより引用

ひので和紙 紙すきのご紹介

ひので和紙の紙すきは、他の施設とは一味違います。なんとコウゾの木の皮をむいて叩くところから始めます。その繊維を使って、さまざまな種類の紙すきができます。

従来のトラディショナルな紙漉きに対して、hinode washiはクリエイティブな紙漉き。民芸調ではない、現代の生活スタイルにあわせた新しい紙漉きです。
ひので和紙 ホームページより引用

ひので和紙  ホームページはこちら

ひので和紙 紙すきの料金

●コウゾ原料づくり体験  1,500円  詳しくはこちら
1,500円(1名につき)
2名様よりお申し込みいただけます
1名のみの場合、3,000円でお申し込み可能
●無地の紙を漉く「紙漉き」 大人2,500円 子ども1,000円(中学生以下)
子どもだけの参加は10名以上から。それ以下は大人(1名以上)の参加が必要です。その際、大人は和紙アート以外でも選択可能
※別途、当日持ち帰り用干し板 1点につき200円
予約はこちらから

ひので和紙の予約について

●ワークショップは事前予約制
●ワークショップはすべて室内で行なっています
●毎日10時からと13時30分からの2回開催

ひので和紙の営業案内

営業時間
午前10時から午後17時
定休日
毎週火曜日

ひので和紙の交通アクセス

住所
〒190-0181 東京都西多摩郡日の出町大久野6436
電話番号
080-4452-0092
車でのアクセス
●圏央道「日の出IC」より 約15分
最寄駅からのアクセス
JR武蔵五日市駅からタクシーで10分
JR青梅駅からタクシーで15分

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落合
落合
ひので和紙は、現代の生活スタイルにあわせた新しい紙漉き体験がとっても魅力的。紙漉きで絵を描く「和紙アート」、タオルで紙漉きする「和紙あかり作り」、手漉き「Myブックカバー」、「スマホケースを一閑張り」など、今まで見たことや、やったことがない紙漉き体験がたくさん用意されており、わくわくします。

群馬県「たくみの里 和紙の家」

群馬県の最北端、スキー場で有名な苗場の新潟県湯沢町に接するみなかみ町。そこが、たくみの里です。みなかみの自然や温泉・日本の風景は一見の価値ありです。

たくみの里 和紙の家 紙すきのご紹介

たくみの里の中にある「和紙の家」では、和紙づくりを体験できます。体験時間は約1時間で、自然乾燥をして約1週間後に出来上がった作品が自宅に届けられます。オリジナル和紙で作った小物の販売も行っています。

昔ながらの手法をそのままに、木工、竹細工、和紙などの様々な手作り体験ができるたくみの里。きれいな空気、きれいな水、たくさんの笑顔に囲まれ時間さえもゆっくりと流れてゆきます。
たくみの里 ホームページより引用

たくみの里ホームページはこちら
和紙の家 紙すき体験詳細はこちら

和紙の家 紙すきの料金

紙すき・造形和紙体験
1,000円+郵送料(最初の1枚は200円2枚目から100円追加)

和紙の家の営業案内

営業時間
09:00~17:00(夏季)
09:30〜16:00(冬季)
定休日
火曜日(冬季は火曜日・水曜日)

年末年始のお知らせ

元旦・5日(金)はお休み
入場見学
無料

和紙の家の予約について

7名様以上のお客様はご予約が必要です。
予約受付 0278-64-1047

紙の家の交通アクセス

住所
〒379-1418 群馬県利根郡みなかみ町須川786
電話番号
0278-64-1047
車でのアクセス
●関越自動車道「月夜野IC」より 約20分
電車でのアクセス
●上越新幹線上毛高原駅より関越交通バス猿ヶ京行30分、たくみの里より徒歩5分

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落合
落合
たくみの里はとにかく広い!紙の家で行われる紙すきだけでなく、陶芸やドライフラワー、天然石のブレスレットづくり、百姓体験など、さまざまな体験ができるので、一日中満喫できること間違いなし。温泉もあるので、日帰り旅行にぴったり!

【番外編】思い出の紙すき施設 静岡県「森町体験の里アクティ森」

関東ではありませんが、私が昔紙漉き体験をした思い出の場所をご紹介。
とても自然豊かな静岡県遠州森町にある「アクティ森」。
カヌーや川遊び、BBQや陶芸など、様々な体験を行うことのできる施設です。

アクティ森「吉川和紙」紙すきのご紹介

その体験のひとつに和紙作りがあります。
四季折々の草花を入れた、はがき、うちわ、カレンダー、ランプシェードなどいろいろな体験ができます。 簀桁(すけた)を使って和紙を漉きます。また押し花をすき込んで、お好みの絵柄を作成できます。

吉川和紙は、今から300年程前に太田川上流の鍛治島という所でつくられ始めました。原料は楮(こうぞ)で、茶紙、大海紙、かさ紙など少し厚めで丈夫な紙をすいています。
アクティ森 ホームページより引用

私も小学生の頃に、習字教室のみんなとアクティ森で紙すき体験を行いました。
自分で書いた作品や草木を入れ、紙すきし完成した作品は今でも実家の壁に飾ってあり、大変思い出深い紙すき作品です。
アクティ森 ホームページはこちら
アクティ森 紙すき体験詳細はこちら

アクティ森 紙すきの料金

●体験料金 色紙小(24cm×27cm) 1,000円
●色紙大(34 cm×41cm) 1,200円
●はがき(8枚セット) 1,400円
●うちわ 1,400円
●カレンダー 1,700円
●ランプシェード小 3,000円
●ランプシェード大 3,500円

アクティ森の営業案内

営業時間
9:00~17:30(12~2月は17:00まで)
定休日
水曜日(祝日・春・夏休み営業)
年末年始(12/27~1/1)
入場料・駐車場
無料

アクティ森 紙すき予約について

お問合せ・ご予約は下記までお電話ください。
体験センター TEL:0538-85-0115

アクティ森の交通アクセス

住所
〒437-0204 静岡県周智郡森町問詰1115-1
電話番号
0538-85-0115
車でのアクセス
●新東名遠州森町スマートICより約15分
●新東名森掛川ICより約15分
●東名袋井ICより約30分
●東名掛川ICより約40分
最寄駅からのアクセス
●天竜浜名湖鉄道 遠州森町駅よりタクシーで約15分

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落合
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森町は、静岡県掛川市の近隣の町で、「森の石松」と聞けば、お分りになる方もいるのでは?名前のとおり緑に囲まれ、自然豊かな気持ちのよい場所です。アクティ森は、子供から大人まで紙すきをはじめとする手作り体験や、河原でBBQ、カヌーやゴルフなどアクティブに楽しめます。紙すき体験の際、和紙を乾かす時間にアクティ森の園内でしたおにごっこ、楽しかったな〜。良い思い出です。