チラシも、カタログも、会社案内も。印刷会社に外注せず、自社のプリンターで「社内印刷」する事業者様が増えています。
物件情報が毎週入れ替わる不動産店舗、季節講習ごとに案内を作る塾・スクール、お知らせや診療案内を更新するクリニック、毎月の販促物を担当する企業の総務・販促部門まで――「必要な分だけ、必要なときに刷りたい」というご要望にお応えして、両面印刷を前提に選ばれている2つの定番用紙をご紹介します。
レーザープリンター・コピー機(複合機)なら半光沢のMSスーパーコート紙、インクジェットプリンターなら落ち着いた質感の両面マット紙。紙を変えるだけで、社内印刷の仕上がりは見違えます。
その印刷物、外注から「社内印刷」に切り替えませんか?
チラシや会社案内の印刷を外注すると、入稿から納品まで数日〜1週間。しかも「最低ロット」があるため、内容が変わるたびに余った在庫を廃棄しがちです。物件情報・講習日程・診療時間・製品仕様のように更新が多い情報こそ、自社のプリンターで刷る社内印刷(内製)に向いています。
1
必要な枚数だけ、必要なタイミングで刷れる
「今週の見学会用に50枚だけ」「説明会の参加者分だけ」といった小回りは社内印刷ならでは。まとめて刷って余らせる無駄がなくなり、いつでも最新版を配布できます。
2
直前の修正・差し替えに強い
価格改定、日程変更、担当者の異動……。外注なら再入稿になる修正も、社内印刷ならデータを直してその場で刷り直すだけ。誤植に気づいた当日にリカバリーできます。
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毎月・毎週の販促サイクルが速く回る
毎月チラシを打つ店舗や、展示会・キャンペーンが続く販促部門では、「作る→配る→反応を見る→作り直す」の回転速度が成果に直結します。納期待ちのない社内印刷は、この回転を最速にします。
コピー用紙で刷ったチラシが「手作り感」から抜け出せない理由
社内印刷でよくあるお悩みが「同じデータなのに、印刷会社のチラシと仕上がりが全然違う」というもの。原因の多くはプリンターではなく紙です。コピー用紙(PPC用紙)は表面に塗工がないため、トナーやインクの発色が沈み、写真がくすんで見えます。さらに薄いので両面印刷では裏が透け、手に取ったときの「ペラペラ感」が安っぽさにつながります。
印刷会社のチラシに使われているのは、表面を塗工した「コート紙」。同じ系統の紙に変えるだけで、社内印刷の仕上がりは一気に「配れる品質」になります。
両面印刷に強い用紙を、お使いのプリンターから選ぶ
社内印刷の用紙選びで最初に確認すべきは、お使いのプリンターの方式です。トナーを熱で定着させるレーザープリンター・コピー機と、インクを吹き付けるインクジェットプリンターでは、適した用紙がまったく異なります。当店の定番はこの2つ。どちらも両面印刷を前提に選ばれている用紙です。
レーザープリンター・コピー機の方
半光沢でチラシらしいツヤ
写真・商品画像が鮮やかに映える
表裏の区別がなく両面印刷向き
インクジェットプリンターの方
反射を抑えたマット質感で文字が読みやすい
裏写りしにくく、透けにくい
0.225mmのしっかりした厚み
MSスーパーコート紙(レーザープリンター専用)――チラシ・カタログの定番、半光沢コート紙
印刷会社のチラシで最も広く使われている「コート紙」を、レーザープリンター・オフィスのカラー複合機で使えるようにした専用紙です。グロス(強い光沢)とマットの中間にあたる半光沢仕上げで、写真は鮮やかに、文字は読みやすく再現できます。白色度が高く、表裏の区別がない両面同じ塗工なので、両面チラシ・カタログ・会社案内にそのままお使いいただけます。
厚みは3種類。外注時代のコート紙の呼び方から選べます
印刷会社への発注で使っていた「コート90kg」「コート110kg」「コート135kg」という呼び方と、当店の坪量(g/m²)表記はこのように対応します。用途ごとの定番を押さえて選べば、外注していた印刷物に近い感覚で内製へ移行できます。
※表をフリックすると縦スクロールでご覧いただけます
※ 社内印刷で迷ったら、配布チラシは90kg相当、DMやパンフレットは110kg相当、表紙・カレンダー・ポスターは135kg相当がひとつの目安です。郵送DMはサイズや重量の条件もあるため、発送方法に合わせてお選びください。
MSスーパーコート紙の販売サイズ一覧
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※ 枚数は1パックあたりの入数。質感を確かめてから本購入したい方には、3種類の厚みを少量ずつ収めたレーザープリンタ用紙サンプルセットもございます。
両面マット紙(インクジェット)――文字も写真も読みやすい、しっかり厚みのマット紙
インクジェットプリンターで社内印刷するならこちら。両面にインクジェット用の塗工を施したマット紙で、にじみが少なく速乾性に優れ、反射を抑えた落ち着いた質感で文字がすっきり読めます。厚みは0.225mmと、一般的なコピー用紙の2倍以上。裏写りしにくく透けにくいので、両面びっしり情報を載せる会社案内・料金表・メニューにも安心です。ハガキからA1まで揃うサイズ展開で、院内掲示や店頭ポスターのような大判の掲示物まで1種類の紙でまかなえます。
両面マット紙(0.225mm)の販売サイズ一覧
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※ 枚数は1パックあたりの入数。大判プリンター向けのロールタイプや他の厚みは両面マット紙のカテゴリーページをご覧ください。
作りたい印刷物から選ぶ早見表
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※ A5チラシや三つ折りリーフレット用の変形サイズは、断裁加工でご希望サイズに仕上げられます。
社内印刷の活用イメージ
① 不動産店舗の物件チラシ・物件資料に
毎週入れ替わる物件情報も、社内印刷なら成約・価格変更のたびにその場で差し替え。半光沢のMSスーパーコート紙なら、外観・内装の写真が鮮やかに映え、店頭掲示からポスティングまで1種類でまかなえます。
② 塾・スクールの講習案内・教室だよりに
春期・夏期・冬期と、シーズンごとに作り直す講習案内は内製向きの代表格。校舎や学年ごとに部数を変えて刷れるので、配りきれない在庫が残りません。裏面に時間割やアクセスを載せる両面構成にも強い紙です。
③ クリニック・サロンの診療案内・院内掲示に
診療時間の変更、健診・予防接種のお知らせなど、更新が多い院内の掲示物・配布物に。反射を抑えた両面マット紙は照明の映り込みが少なく、待合室でも読みやすい仕上がり。A2・A1サイズで大きな掲示にも対応します。
④ 総務・販促部門の会社案内・展示会カタログに
役員交代や製品改訂のたびに刷り直しになる会社案内こそ、社内印刷でいつでも最新版に。展示会直前の「あと100部欲しい」にも自社で即対応。本文は127.9g/m²、表紙は157.0g/m²を目安にすると、手渡しする資料の信頼感も損ないません。
チラシ・会社案内を社内印刷できれいに仕上げる4つのコツ
1
プリンターの用紙設定を「厚紙」「コート紙」に変更する
トナーのかすれ・定着不良、インクのにじみの多くは、用紙設定が「普通紙」のままなのが原因です。レーザーなら「厚紙」「コート紙」、インクジェットなら「マット紙」など、紙に合わせた設定に変更してから印刷してください。
2
自動両面印刷は「対応坪量の上限」を確認する
用紙自体は両面印刷に対応していても、プリンターの自動両面ユニットには対応できる厚さ(坪量)の上限があります。157g/m²や0.225mmの厚手を使う場合は取扱説明書をご確認のうえ、上限を超えるときは片面ずつの手動両面印刷をお試しください。
3
まとまった部数を刷る前に、必ず少量でテストする
同じ紙でも、給紙や発色の具合は機種との相性で変わります。数百枚の本番前に数枚でテスト印刷し、給紙・色味・両面の見当(表裏の位置ずれ)を確認しておくと失敗がありません。
4
開封した紙は袋に戻して保管する
紙は湿気を吸うと反りやカールが出て、紙詰まりや両面印刷のずれの原因になります。毎月使う分をまとめて置いておく場合も、開封後は包装に戻すか袋に入れて、平らな状態で保管してください。
実際にいただいた「社内印刷」のご相談
外注していた「コート110kg」のDM・パンフレットと同じ紙でA3両面印刷したい
印刷会社に発注していたDMやパンフレットを内製に切り替えたいというご相談。「コート110kg」はMSスーパーコート127.9g/m²が同じ厚みにあたることをご案内しました。外注時代の呼び方しか分からなくても、坪量に換算しておすすめの紙をご提案できます。
チラシに使う「ツルツルした紙」はどれを選べばいい?
チラシ用の紙を探しているというお電話でのご相談。お使いのプリンターがレーザー方式でしたので、半光沢のコート紙であるMSスーパーコート紙をご案内しました。「チラシらしい手触りとツヤ」をお求めなら、まずこの紙からお試しください。
インクジェットでパンフレットを作ったら、写真はきれいなのに文字が薄い
市販のマット紙で店舗のパンフレットを印刷したところ、文字の出が弱かったというご相談。両面印刷に対応した当店の両面マット紙をご案内しました。にじみの少ない塗工で、写真の鮮明さと文字のくっきり感を両立できます。
毎号パンフレットに使っている。急ぎで補充したいが在庫はある?
パンフレット用にMSスーパーコートを継続してお使いのお客様から、数日で手元に欲しいというご相談。常備在庫の定番品のため、そのままご注文いただけました。定期的に刷る販促物の紙は、常備在庫のある定番品から選ぶのが安心です。
社内印刷の用紙選びでよくあるご質問
Q
印刷会社で頼んでいた「コート90kg」「コート110kg」に相当する紙はどれですか?
一般的なコート紙の呼び方と当店の坪量表記は、コート90kg≒104.7g/m²、コート110kg≒127.9g/m²、コート135kg≒157.0g/m²が目安です。配布チラシは90kg相当、DM・パンフレットは110kg相当、表紙・カレンダー・ポスターは135kg相当を目安に選ぶと、用途に合う仕上がりで内製に移行できます。
Q
MSスーパーコート紙に裏表はありますか?
ありません。両面が同じ塗工のため、どちらの面にも同じ品質で印刷できます。両面チラシやページ物のカタログ・会社案内に向いている理由のひとつです。
Q
MSスーパーコート紙はインクジェットプリンターでも使えますか?
MSスーパーコート紙はレーザープリンター・コピー機(複合機)専用です。インクジェットプリンターをお使いの場合は、両面印刷対応の両面マット紙をお選びください。
Q
プリンターの自動両面印刷機能は使えますか?
用紙は両面印刷に対応していますが、プリンター側の自動両面ユニットに対応坪量の上限がある場合があります。特に157g/m²以上の厚手はお使いの機種の仕様をご確認いただき、上限を超える場合は片面ずつ手動で両面印刷してください。
Q
会社案内やパンフレットには、どの厚みがおすすめですか?
手渡しする1枚もの・表紙には、しっかり感のある157.0g/m²(レーザー)や両面マット紙0.225mm(インクジェット)がおすすめです。ページ数の多い冊子の本文は、めくりやすい104.7g/m²〜127.9g/m²が扱いやすい厚みです。
Q
トナーがかすれる・はがれる、紙詰まりするときは?
まずプリンターの用紙設定を「厚紙」「コート紙」など紙に合ったものへ変更し、手差しトレイからの給紙をお試しください。長年お使いのプリンターでは給紙ローラーの摩耗が原因のこともあります。機種名を添えてご相談いただければ、過去の事例からアドバイスいたします。
Q
A5チラシや三つ折りリーフレットなど、規格外のサイズは作れますか?
A4やB4などの規格サイズをご購入いただき、別途断裁加工でご希望のサイズに仕上げることができます。A5チラシ、短冊POP、変形DMなど、寸法をご指定ください。
Q
法人での購入に、請求書払い/ 適格請求書(インボイス)は対応していますか?
対応しています。請求書によるお支払いのご相談や、適格請求書の発行が可能ですので、社内の経理ルールに合わせてお気軽にお問い合わせください。毎月・毎季の継続購入のご相談も承ります。
社内印刷の紙選びで迷ったら松本洋紙店にお任せください
1
どの紙・どの厚みを選べばよいか分からない。
「物件チラシを週200枚」「会社案内を月100部」など、作りたい印刷物と部数をお聞かせください。外注時代の紙の呼び方(コート90kgなど)からの換算も含めて、過去の事例をもとに最適な紙をご提案します。
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自社のプリンターで使えるか不安。
プリンター・複合機の機種名を添えてご相談ください。用紙設定や給紙方法のアドバイスとあわせて、少量パックやサンプルセットでのテスト印刷をご案内します。
社内印刷向け用紙の商品カテゴリー一覧
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